これは過去に書いた記事を
REMIXと称し再構成したものです
(画像に意味はありません)
「歌神激突!」
~HTP帯叩きより~
こんな後に退けない宣伝文句で
ジョーカーをきってしまったのは
JOE LYNN TURNER
GLENN HUGHES
という伝説的な二人のシンガーが
組んだツインボーカルのユニット
HTP
(ヒューズ・ターナー・プロジェクト)
である
一応ご存知ない方々の為に記しておくと
ジョーはFandangoを始めRainbowや
Deep Purpleのボーカルとして
一方のグレンはTrapezeを始めジョーと
同じくDeep Purpleなど様々なバンドへ
引く手あまたの実力派シンガーとして
名を馳せた男である
ユニット結成の経緯はさておき
個人的に興味津々だったのが
果たしてどちらのシンガーが
主導権を握るのか?
ここにあった
管理人の二人に対する評価は
ファンの要求には敏感だが
負けず嫌いで自信家のジョー
そしてファンの意向よりも
自身の音楽的欲求が一番で
根気のない気分屋グレン
そんな印象だったので果たして
アルバム発表迄このコンビが
ユニットを維持できるのかどうか
それだけが心配で仕方なかった
仕上がった作品を聴いてみると
結果的にグレンは作曲チームを
自分サイドで固め、楽曲制作の面で
我を通し、アルバム全体の方向性は
ジョーが上手くグレンを誘導した
ような感じがしたものである
特にジョーは日本人を中心とするファンが
自分達に何を求めているかを敏感に
感じとっていたと思われ節があり
そういった要求を中々あざとい
形で楽曲に反映しているのは
したたかだし、策士だなと思った
そのあざとい曲(好き)
アルバム全体の仕上がりについては
正直言って管理人の想定した期待値を
残念ながら上回る事はなかった
(2人のポテンシャルを考えれば尚更)
その原因は色々と考えられるが
グレンお気に入りの作曲パートナー
J.Jマーシュがいつもの通り凡庸な
ロックソングを量産している事が
最大の要因かと・・
これだけ注目度の高いアルバムに
対して、ここまで中庸な
毒にも薬にもならない楽曲を提供
したのは、それを採用したグレンの
センスと共に罪深いものがあるぞマジで
しかしながらそこは流石に「歌神」達
AORも歌えるソウルシンガーと
ハードポップもこなすブルーズシンガー
この2人が力ずくで曲のレベルを
底上げしている為、なかなか管理人に
EJECTボタンを押させなかったw
ただ、あえて厳しい事を書くならば
管理人にとってこのアルバムは
ジョー=新しい挑戦に手を染めない男
(無難に置きにいった印象)
グレン=制作パートナー選ぶ眼がないのを露呈
(イエスマンなのだろうか?)
といった事を再確認した作品と言える
挑戦をしないとか安定を
求めた作品みたいな書き方を
した後でなんなのだが
特筆すべきハイライトが
この作品にはある☝
長年に渡りコラボレーションを
試みてきたジョン・サイクスと
グレン・ヒューズの共作曲が公式音源
として初収録されている事である
「待たせたな!」
僅か一曲ではあるがサイクシーの
テイストが溢れ出ているこの曲は
他の曲と較べ明らかに浮いている
サーペンス期のバラードを
グレンヒューズが歌ったような・・
サイクシーの才能からすると
傑作と言えるレベルに達してるとは
言い難いが、グレンとジョンの
コラボの先に一瞬見えた《夢の欠片》と
して大変貴重な存在の曲と言えるだろう
まだまだ語るべきポイントが多い
アルバムでありますが未聴の方々には
紫の勇士2人の架けた虹がどんな
景色だったのかは、ご自分の耳で
確認していただきたい
追記
管理人がHR/HM系のライブを
最後に観たのはたぶん大阪での
ジョー・リン・ターナーだったと思う
ジョーは基本的にファンサービスが
良いというかセットリストも
みんなが求めているものを
提供してくれるし
地声のデカさも凄けりゃ
もちろん歌も上手くて
「なるほど、これは若い頃から
イキるのもしょうがないわ」
(関西人しかわからんかな?)
という、貫禄のパフォーマンスを
魅せてくれたが、さすがの
ゴールデンボーイも
すでに60代後半なんですよね
年齢からは信じられない程の
声量だけどもやはり声の質は
変わってきたかなと思う
個人的には
鼻風邪のまま録音した
といわれる少し甘い歌声の
Rainbow
「治療不可」
Magic / Rainbow
声が完成形に近づいた
Deep Purple
「Slaves and Masters」
King of Dream / Deep Purple
このあたりのパフォーマンスが好きだ
グレンについてはあまりのアイテムの
多さ(ゲスト含む)にアルバム収集を
挫折した管理人ではありますが
グレンの参加作品マイベスト3とか
書いてみたいと思っているところだ
ベスト3候補のひとつ
以上

