どもです。
今日はミキについて書いておこうと
思います。
当初ミキのイメージは甘い飲み物でした。
2度作りましたが甘くも旨くもない。
なので一旦 忘れたものでした・・・
ミキとは
奄美大島に古代から伝わる伝統発酵飲料
奄美の伝統行事として欠かせないノロの祭りや豊年祭といった祭りごとにお供物として奉納される。ミキ=お神酒
原料は米とさつまいもで作られる。
その中に含まれる乳酸菌は1mlに1億個!
しかして
置いといても縁のあるものは返ってくる
今回はご縁がグレードアップして
ミキの伝道師
なる方と巡り逢いまして、
真正ミキの作り方を伝授いただいたのでした。
ミキの材料は
🌾自然農法の無添加米:500g
とにかく良い水:2ℓ
🍠甘味のある品種の無農薬のさつまいも:100g
ここで作ったミキを種として作り足していくので、最初くらいは極上の材料を揃えたいですね。
ミキの会には満月の日が選ばれました。
なんたって、昔は神に捧げる御神酒のごときものだったのだから、神聖なんですよ。
お粥にするお米も両手に掬って
米の香りを感じたり重みを感じたり
両手から落ちていく雫の音に耳をすませたり
ミキを作る間は本当のことしか
口にしてはいけません。
自作も土鍋で作りました
ちょっとスペシャルだなぁと思ったのは
5歳の女の子が参加していた事。
良いミキになってくれそうじゃないですか
お粥を50℃くらいまで冷ます間も
ヘラで右回りにかき混ぜながら冷まして
そこに生のさつまいもをすりおろしたものを
加えて混ぜていくと、さつまいもの酵素で
重たかったヘラが突然軽くなる時が来ます。
あとは器に移して常温で半日
時々かき回します。
発酵で蓋が飛ばないよう隙間を作ること。
表面に泡が立ってきたら冷蔵庫で保管します。
ミキの出来上がり
半日で発酵が始まり泡が立ち始めます。
出来上がったミキは主張がないので
何にでも入れられます。
ミキ作りのあとにいただいたミキ料理
サラダにはミキ入りのドレッシング
ポテトサラダにも入っているのかな
小さな器にはドライフルーツとミキの和物
ミキで作った大根漬け
うちでもこの時作った種を入れて分量少なめで
二代目ミキを作りました。
(お米を200g、水800mℓ、さつまいも40g)
豆乳や牛乳に入れるとヨーグルトも出来るそうなんですが、いま思い出したので成功したら追記しましょ。
そうそう、真正ミキの味については
自己流で作ったものとそう変わりはなく
カルピス風味で甘くなく
発酵で舌にピリッとくるものです。
あれ?良い感じになってなくない?