子供の同級生に、名前(苗字)が毎年変わる子がいました。

 

入学の時はリアルのパパの名前

 

途中で離婚して、ママの旧姓に戻る

 

しばらくして、ママが再婚して苗字が変わる。

 

また離婚して、ママの旧姓に戻る。

 

このママとは、家も近かったので、送迎の時に何度かお茶やランチをしたことがありました。

 

そんなに変な女性ではなく、

一言で言うと、純粋な女性だなという印象です。

 

2回目の再婚は、何と、お母様の浮気が原因だったと聞いた時には驚きました。

 

小学校受験期間から、夫婦仲は崩壊していたそうですが、

お受験が終わるまではと我慢をしていたそうです。

 

その間に、職場の年下の男性と、過ちを犯してしまい、

妊娠してしまったそうです。

 

しかし、お子様が、実の父親の大学の附属の小学校に合格したため、

離婚手続きがうまく運ばずに、そのまま実の父親の名前のまま入学してしまった。

 

そして、1学期が終わる頃に離婚が成立し、苗字が変わったそうです。

 

女性の場合、結婚中に妊娠した子供は、どちらの子供か?

DNAの検査結果に関係なく、婚姻中の夫の子となるらしいです。

(勉強不足で詳しくは分かりませんが、そんな内容の話を聞きました)

 

離婚成立から1年後に再婚をし、産まれた子供と養子縁組をする形で戸籍が一緒になるそうです。

 

そんな中にコロナ渦に突入。

学校がオンライン授業となった関係で、

上のお子様は実家に預けて、

新しいご主人と、お二人の間の子供と小さなマンションで暮らしていたそうです。

 

少し生活も安定し、家族で住める家に引っ越したが、

最初のご主人との間の上のお子様と、ママさんとの信頼関係が崩れ切ってしまっていたようです。

 

お子様からしたら、自分はおじいちゃんの家に捨てられて、

ママは新しい男と子供と楽しく暮らしていた。

もうママのことなんて、信じられない。

 

そして、ママに反抗的な態度を取る子供に対して、

新しいパパとも関係性が構築できず、

いつのまにか、夫婦仲も悪くなり、

あっと言う間に離婚となったそうです。

 

子供を2人抱えて、奮闘するママ、

実家の助けもあったとは思いますが、

痛々しくも、強い美しさがある女性でした。

 

ある夏休み、そのママは子供二人を連れて、ハワイ旅行に行ったそうです。

 

ホテルのプールで子供を遊ばせている時に、

とある男性に声をかけられたそうです。

 

その時、彼女は、私はシングルだけど、小さな子供が2人いると伝えたそうですが、

滞在中毎日、プールサイドで彼女の隣の席に座り、

アプローチを続けられたそうです。

 

根負けをし、最終日にホテル内のベビーシッターに子供を預けて、

ホテル内のレストランで2時間だけ食事をしたそうです。

 

そして、連絡先を交換をし、帰国したということでした。

 

帰国後も、たまにチャットで話す程度だったそうですが、

数ヶ月後に、彼が日本に出張で来ることとなり、

また日本で一度食事をしたそうです。

 

家庭の事情も理解した上で、正式に交際を申し込まれたそうです。

 

その後は、遠距離国際恋愛をしていたそうですが、

数ヶ月後、彼が、日本への転勤を希望し、それが叶い、日本で暮らすこととなったそうです。

 

子供二人と一緒に食事に行ったり、時には自宅に招いたりもして、

子供たちとの関係性も良く、再婚の意思が固まったそうです。

 

いざ、再婚となった時、国際結婚となるわけですから、

ママさんの両親から反対されたそうです。

 

彼女は二度の結婚の失敗があるのですから心配されただけでしょう。

 

しかし、下の子供が幼稚園に入園する前に、正式に籍を入れようと思ったそうです。

上のお子様も、ママに幸せになってもらいたいから結婚は賛成と、

背中を押されたそうです。

 

彼女は2回の離婚歴もあるので、挙式はいらない。

写真だけにしようと言ったそうですが、

彼は韓国の家族や友達を招いて、ちゃんと結婚式をしたいと望んだそうです。

 

そこで、韓国で結婚式をすることとなったそうで、

日本からは、親も家族も兄弟も出席なんてしてくれない。

そんな話をしていました。

 

家族じゃないけど、良かったら、私たちが参列するよ!

 

そんな感じで、ママ友である、私と友人の二人で、

挙式の前日に、日本からソウルへと旅立ちましたが、

ホテルに到着をし、友人と二人で夕食を食べていると、

ママさんから泣きながら連絡がありました。

 

上の子供が来れなくなり、挙式が中止になったというのです。

 

ママさんは、挙式の準備などもあるので、数日前から下の子供だけを連れて、

先に韓国入りをしていたそうですが、

上のお子様は学校があるので、両親に預け、前日に一人でソウルに来る予定だったそうです。

到着予定の飛行機に、お子様が乗っていないことが分かり、

両親に連絡をすると、結婚には反対だから、子供は行かせないと言うことだったそうです。

 

それを聞いた、お相手の家族が怒ってしまい、

それはそれは、まるで韓流ドラマみたいな流血寸前の大騒ぎになってしまったそうです。

 

特に、外国の方は、ファミリーの絆が強いので、

親や親戚がここまで怒ってしまうと、結婚式どころではないということになってしまったそうです。

 

私たちのことは気にせず、彼と話し合ってねと伝えて、電話を切りました。

 

私とママ友は、どうすることか?という感じでしたが、

翌日は、ショッピングや食事を楽しみ、

普通に旅行をして帰国したのでした。

 

数日して、ママさんから連絡がありました。

ご両親は、日本の国籍が欲しくて、

2人も子供がいる、年上の女性でも近づいただけだと反対をしていたそうです。

 

彼の家はとても裕福らしく、日本の国籍目当てで結婚とは思えないと言ってはいました。

 

結局、結婚式を前日にキャンセルすることになってしまったということが大きなわだかまりとなってしまい、

一度は、彼も家には帰って来てくれていたそうですが、

数週間で家を出て行ってしまい、

その後、会社も辞めて、韓国に帰ってしまったそうです。

 

元のママさんと二人の子供の三人での生活に戻ったそうですが、

上の子供は複雑な状況を理解することが出来る年齢ではありましたが、

幼稚園の年齢の下のお子様は、

物心ついた時には、いつも一緒にいてくれたダディーがいなくなってしまった事に

とても傷ついているそうです。

 

ママさんも、子供たちを何度も巻き込んでしまったことなどで

心も身体もボロボロになり、、、

 

上のお子様は、最初のご主人と再婚相手(こっちも早いですね)に引き取られ、

ご自身は仕事も辞めて、下のお子様を連れて実家に戻ったそうです。

 

まだ、恋だってできるかもしれない!と励ましても、

なかなか前向きな気持ちにはなれないそうでした。

 

そんな彼女に、ある転機が訪れたのです。

 

もしかしたら、webニュースの片隅で、

ご覧になったことがあるかもしれません。

 

人生、何が起きるか分かりませんね!