我が家は世帯年収2000万円。

 

割といい暮らしが出来る上位層だと思ってました。

 

子供が産まれ、周りに流され、

お受験とやらにハマってしまい、

あれよこれよと、私立の小学校へ入学。

 

ここで気がついてしまった。

 

未分不相応な世界。

 

周りの家庭は、桁違いの成金セレブの集まりでした。

 

でも、ママ友のマウントで最下層になるわけにもいかない!

見栄張って、見栄張って、

ホテルでシャンパンランチに毎日のように、

あっちのママ友、こっちのママ友としてましたよ。

 

ある時、気がついたんです。

このママたちの、全身整形した外見の中身は貧相な性格と

ど田舎出身者たちが鼻息荒く息巻いている、高層レストランの濁った空気に。

 

こんなくだらないランチごときに、毎日1万円使っているなら、

もっと形のある物に使おうと。

 

ただ、物欲を持ち合わせていなかった。

 

大きな一軒家が欲しい訳でも、タワマンの高層階に住みたいわけでもない。

 

子供の教育に使おうと決め、

界隈で有名な英会話スクールに通わせてみると、

あれよこれよと、子供の脳が英語圏へ飛んで行った。

 

もともと、この小学校は、第一志望でもなく、

日にちが空いていたから受けただけの小学校。

 

この学校にいる限り、くだらないママ友付き合いも16年間続くと思うとぞっとしていたので、

思い切って、インターナショナルスクールに転校した。

 

頭の中の計算では、

私立小学校の学費が150万円、諸雑費100万円は超えているので、

学費、300万円のインターナショナルスクールでもやっていけると考えていた。

 

しかし、我が子が通うインターナショナルスクールは、

ドルで請求される学校。

 

1ドル150円となった今、

その計算は大きく狂い、

年間学費は450万円を超えていく。

 

さらに、学費以外の諸経費も100万円以上かかってきた。

 

ママ友は、私立小学校よりも、アップグレードされ、

異次元のお金がかかっていく。

 

そそくさと、復職したと言って、ママ友から逃走しました。