取材日時 2007年 8月13日
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まさにその表現しか出来ない町。
かつての史料をみると、取り囲む山肌に立つ無数の炭住の明かりが、周囲の夜空を明るくするほどに埋め尽くしていたとあったが、
いまはその面影すらも無い。
日中でも、外を出歩く人の姿は皆無に近く、子供の姿を見ることも無かった。
目に付くのは、老人と通過していくほかのエリアからの一般車だけ。先日みた、夕張の廃墟群と同じように、ここにも人の住んでいない住宅が殆どを占める。
中には、一棟にたった一世帯だけ住んでいる所もあるが、おそらく移転したくても出来ない人なのだろう。
とにかく活気が全く無い、典型的な炭鉱の有った町だった。



