2004年 9月23日
コメント・幕張は一昔に比べて隔世の感があるほどに発展してきている。
国際展示場の存在も勿論だが、やはり幹線道路沿いの巨大な商業施設の林立は目を見張る。
それを追いかけるように新しい集合住宅も次々と建設され、あたかも千葉の一部でバブルの再来が起きているようにも見える。
しかし、そんなのは良く見ればほんの一部分なのかもしれない。
この日自分はバイク用エンジンオイルを入手する為に五輪の名の付いた量販店の一階にあるバイク用品店を訪れた。
当日は休日とあって来客用の駐車場はほぼ満車、ケイタロウでやってきた自分は停める場所探しに難儀し、早々に外に出てしまった。
こう言うときは店の周囲の住宅地の隙間に止めてしまうのが正解で、ましてや休日ともなると団地に住む住民の友人が大挙して遊びに来て、
団地内の通路に路上駐車をしてしまうのが常だ。
自分もどさくさに紛れてそこに止めてしまおうと思ったのである。
労せずして店の外にでたすぐの所に、やけに閑散とした駐車場があるのを発見。
さっそく駐車スペースの隙間に車を停め、店に向かおうとした瞬間である。
ふと、見上げた建物の様子がおかしい事に気が付いた。
「空家か?」
その建物は周りの団地と明らかに様子が違った。
休日の昼下がり、晴れだと言うのに洗濯物が一切干されていない、そして壊れて外れたままの網戸。
決定的なのは正面玄関だった。金網フェンスが張られていて入れないようになっているのである。
今回は携帯電話カメラでの撮影となったが、これは紛れも無い空家である。
ただし窓ガラスが一枚も割られていない、DQNアートが無い事を考えると管理物件である可能性が非常に強く、突入にはかなり高度なスキルが必要と思われる。
もし内部に突入できれば「廃虚」不可ならば「空家」となる。
今後の探索予定を要チェックである。