物件7 特別編 廃墟OFF会茨城県南その六 | ボヤジャントの呟き。

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過去に行った廃墟探索、今後行う廃墟探索を振り返りつつ、政治経済の話題、時事問題、雑談や長年の趣味であるバイクやギターなどについて雑談して行くのです。

龍宮城

2002年 11月9日

コメント・本日の占めを飾るに相応しい物件である。
まず現役当時はなにをやっていたか、「テーマパーク」である。だがその場所は田んぼが広がる(茨城の物件はこういうロケーションが多い)
田園風景から山の中へ少し入った、別荘地。その更に奥に入り込んだ所にある。
目印は遠くからでも見える時計台だったのだが、先日上陸した台風の影響で、それは物の見事に倒壊、案内人が何度もその近所を行ったり来たりするほど分かりにくい所にそれはひっそりとある。
複雑怪奇なその建物のシュールな外観も驚くが、なによりも建物全てを個人が手作りでこしらえたというのがまさに驚愕である。
なんの案内看板もない、田舎の山中にこんなのが何故・・・・まさに不可思議の塊である。
ところが、此処には現役当時マスコミでも数回取り上げられているという経歴があり、有名芸能人も数多く来訪しているという記録が残っているから
それもまた驚きである。
残念ながらここの主は既に他界しており、現在は崩落が進むのをただ黙って見守るという状況になっているが
唯一の救いは、非常に分かりにくい場所にあるので、頭のヨワイDQNや厨房の発見から逃れられているという事だ。
つまりは、人為的破壊が殆ど及んでいないという事である。
さて、テーマパークといっても色々ある。
ここはその名前から分かるように「水族館」らしい。
その答えは、内部に入ったときに見つかる。まさに来訪者が「浦島太郎」気分にさせてくれるような空間が広がっている。
未だに水が流れ込んでいる水槽。色鮮やかな壁画、迷路のように入り組んだ通路や階段。
ここが現役当時だった頃に、此処の存在を知っていたら、話のネタには充分なっただろう。
そして心が温まる事に、入場料金を入れる御菓子の缶に、真新しい硬貨が入っていたと言う事だ。

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