石上神宮・飛鳥寺・岡寺 | ぶつぞうとわたし 2

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仏像Tシャツショップ "Bo tree tee" のブログ。

ステキな仏像サマとの出会い、そして仏像Tシャツのことなど・・・
仏像好きの私の日常を、気の向くまま ゆる~く 自由に綴っていきます。

先週末、私の住む街ではF1グランプリが開催されていました。
でも日曜日はあいにくの大雨により、途中で中止になったみたい。残念ですね。
ワタクシも来年は観戦しにいこうかと思ってます\(^o^)/

F1の開催のために周辺道路は通行止めだったのですが、
土曜日はいいお天気だったので、渋滞のない道路を通って、いざ奈良へ。
目指すは、まだ行ったことのない有名ドコロ3つです( ☆∀☆)


まず訪れたのは石上(いそのかみ)神宮。
古事記や日本書紀に記された日本最古の神社のひとつで、
物部氏の氏神さまとして信仰を集めています。
主祭神は布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)。

奈良には「日本最古の・・・」と伝わるものが
当たり前のように点在していて、ほんっとにスゴイ(≧▽≦)!!


重要文化財の桜門。
クールジャパン!かっこよすぎ!!


その奥の拝殿は国宝です。
ちょうど結婚式が執り行われていましたよ。


そんなおごそかな儀式のなか、響き渡っていたのは、トリの声!?
境内にはニワトリが何羽もいて、お互いにさかんに共鳴しあっていました。
中にはビミョーに音痴?なコもいて、笑っちゃいました( ´艸`)ぶふふ


次に向かった先は、飛鳥寺。
588年に蘇我馬子が創立した、日本で最初のお寺です。
意外にも、今はこじんまりとした敷地ですが、当初は壮大な面積を誇っていたそうです。


受付をすませ、本堂に入ると、とっても大きな方が目にとびこんできます!!


どどーん。と登場。
ご本尊・飛鳥大仏(釈迦如来坐像)さま。
高さ約3メートル。銅像。重要文化財。
609年に止利仏師(渡来系の仏師)によって造られた、これまた日本最古の仏像です☆


いままで写真集などで見たことはありましたが、やっぱ実物はステキです!
このアーモンド形の目、すこし微笑んでいるように見える口元。
火災に遭った後に補修されたパッチワークのような頬も、ご愛嬌(´∀`)♡

服装も大陸風の着こなしです。
大きな手に見とれていると、意外と爪が長いんだな~なんてジロジロ見ちゃいました (ФωФ)


この中↑に飛鳥大仏さまが鎮座されています。

ほかにも見所はいろいろあったのですが、
延々終わらなくなりそうなので割愛させていただきます。
次へ進みましょう。


続きましては、岡寺です。
重要文化財の仁王門に迎えられます。


創建は663年、草壁皇子の住まいだった岡宮の跡地に義淵僧正が建立したとされています。

(´-`).。oO(あのー、なんてゆうかですね、先ほどの飛鳥寺の588年創建とかでマヒしちゃってますけど、1300年以上前の話ですよ?スゴイことですよね!!)


歴史の重みを感じながら?本堂へと進みます。


いやぁ~、この造りもかっこいい!
古びた感じがたまりませぬなぁ(〃▽〃)


(↑画像はお借りしましたm(__)m)


日本最大、最古の塑像(土で造られた仏像)の観音さまがいらっしゃいました(*゜▽゜*)

ご本尊・如意輪観世音菩薩さま。
高さは4.85メートル。塑像。重要文化財。
なんと、弘法大使さまが造ったものなんだとか!?
さすが空海さん、何でもできちゃいますね。

木や銅と違って、土でつくられた仏像はこわれやすく、現存しているものはとても貴重です。
しかもこんなに大きいものがキレイに残っているなんて。
大事に守り継がれてきたんだなぁ~と感慨深いものがあります。

写真では青白いお顔で、がっしりとした体、男性的な仏さまかな?と思っていましたが、
実物はとてもきれいな、色白の観音さまでした。
手のひらの指の形もやわらかで女性的です。

彩色されていたものがはがれ、今は全身色白の観音さまですが、
くちびるに少しのこった紅に当時の名残を感じました。

愛染明王さまと不動明王さまがしっかり脇を固めていらっしゃいましたよ。


こちらのお寺は厄除けの観音さまとしても信仰されています。
鐘楼堂に張られた厄年一覧表を見て、厄年だったことに気づいたワタクシ。
もう今年も残すところ3か月ほどではございますが、
せっかくなので厄除けの鐘をつかせてもらいました。

ごぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん :*:・( ̄▽ ̄)・:*:

やわらかな鐘の音色に、少しすがすがしい気持ちになり、帰路につきましたとさ。


いつもながらの長文におつきあいくださいまして、ありがとうございました(^人^)


【おまけの1枚】
「どこ行ってたのー!!ぷんぷん。」
お怒りモードのソワカさんでした(*^д^*A``