薄々は前から感じていた事があったのですが
今回ちょっと辛口で言わせていただきますね！
怠け者は感染る
これは一種の感染症なんじゃないかって思うくらい
ホントにうつります。
社会人になってつるむ人が限られてきて
どのケースが「怠け者は感染る」に入るの？
って思われるかもしれませんが、
例えば、会社勤めだと、上司や同僚。
上司が「こんなもんでいいだろう」って言ったら素直に実行しますよね？
仲のいい同僚がサボってると自分もサボってしまいませんか？
そういうことです。
もっと身近な日常生活の話でもしましょうか。
「肥満は感染る」
コレ。
別に「肥満＝怠けている」という批評記事を書きたいわけではありません。
ある一種の例としてあげているだけです。
太っている人の周りにいると、
自分も太りやすくなるという…
経験や周りの人でそう言った境遇の人はいませんか？
そりゃあ、家族の中に肥満が複数いれば
出てくるご飯の量も食べる回数も増えるだろうし、
胃下垂や体質が太りにくいとかじゃない限り、
必然的に太ります。
それだけじゃなく、友達や同僚に太っている人がいると
それも同じ理由で感染るでしょう。
この時点で、まわりをキョロキョロ見てはいけませんよ？
この記事を読んでいるからといって
人を蔑んだり、貶めてはいけません。
あくまで“傾向”のお話です。
例えば、
自分が甘いものを我慢しているにも関わらず、
目の前でチョコパフェなんかを食べられた日には
「自分もいいか。普段がんばってるし…」
なんて勢いで意志が削がれてしまいます。
食べてる人の中には
「えー食べればいいのにー」
などと甘い言葉を言ってくる人もいます。
自分の木の許している相手だからこそ
その言葉に乗っかってしまいますよね＾＾；
これは、人間心理でもある
脳の中にある「ミラーニューロン」
というものが働き、
勝手にマネをし始めてしまうからなんです。
ここまで話せば、
何を言いたいか分かりますね？
はじめにも言いましたが、
これは決して肥満の話ではありません。
私がしたいのは、“仕事”の話です。
肥満が感染るというのは、一種の例えで、
「意志の弱さ」が感染るという事にほかならないということです。
そして、この「意志の弱さ」は
仕事であなたのキャリアにとてつもく
大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。
という事は、
「意志の弱い人間」の近くにいると
意志の弱さが"感染る"ってことです。
冒頭の上司と同僚の話がいい例です。
極めて残念、かつ恐ろしい話。
あなたのまわりに意志の弱い人間が固まってると
自分自身も意志の弱い人間になってしまいます。
仕事が出来ない人間のそばにいると
自分も仕事ができない人間になってしまいます。
説明させていただくと、
仕事ができないにしても
・「スキル」が不足してて仕事ができないのか
・「マインド」がだめで仕事ができないのか
・「環境」が悪くて結果が出せないのか
色々あると思います。
環境はとりあえず置いといて、
感染症になるのは「マインド」です。
「スキル」不足で仕事ができないのは
ある意味、仕方ないし、それは感染しないし、
時間がたてばスキルは補われます。
ところが「マインド」はそうはいきません！
これは時間が経てば修正される…類のものではないからです。
そして、それは感染る。
例えば、
「毎回、目の前の仕事にベストを尽くそう！」
と言う態度、マインドは感染る。
「朝、人より早く１日をスタートして、何かを勉強しよう！」
という態度、マインドは感染る。
逆に
「できるだけギリギリでいいや…」
といような態度、マインドは感染る。
結果、
遅刻は感染る。
居眠りは感染る。
おしゃべりは感染る。
負け癖は感染る。
負け犬根性は感染る。
……ね？（笑）
つまり、自分をより成長させたいと思ったら、
そういう環境にいるなら出て行くべきです。
できるだけ。
「意志力の強い人」
「仕事に厳しい人」
と一緒にいるのが本来あなたの為なのです。
特に上司の場合はそうです。
ドラッカーも言っていましたが、
厳しい上司は自分を育ててくれます。
たとえ好きになれなくても、何年も後から
彼の下で働いた事により、自分の能力がすごく伸びたことを
実感できると思います。
部下から好かれるから良い上司というわけではないって事です。
ちなみにこの感染症の話、
自分が好きな人間、尊敬する人ほど影響が強く、
"こうはなりたくない"と思う人間ほど影響が弱い
とされています。
確かに、目の前で激肥満の人が
キャラメルフラペチーノをグランデで注文するのを見ても
「こうはなりたくないな」と思って
逆に意志力が強くなるでしょう。
反面教師というやつです。
とにかく、
常に自分は誰かに影響されている
という事に自覚をもったほうがいいです。
自分はそんな影響なんか受けない強い人間だという考えは捨て去った方がいい。
それは、自己認識の拒否で、弱さになってしまいます。
この記事を読んでちょっとでも今までの考えの振り返りや
新しい気づきができて考えることを始めてくれたら嬉しいです！
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
中村 翔
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