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会社は一人で動いているんじゃない
全体で動いてるんだ
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会社勤めや、今現在大人数での仕事場で勤務している方なら
この言葉を言われたり、聞いたり、もしくは言ったことがあると思います。
会社や店舗の中で、誰かを理解しようと思う時、
重要なことがあります。
その人には、その人の立場と役割、仕事の目的があるということ。
そして、
その人の立場、役割、仕事の目的は自分のものとは"違う"という事。
当たり前だと思いますが、
なかなか難しいんですよね。
違う部門や違う役割の人同士が
衝突したり、理解できなかったりするのは
結局のところ、
自分を理解してもらおうとしていて
相手を理解しようとしていない事が原因であると考えます。
そして、そういった立場や役割の違う相手を
理解するために重要な事は、
「大きく見れば同じ目的を持っている」
という事を共有すること!
誰も会社を潰したいなんて思っていないし、
誰も自分の会社を悪くしたいなんて思っていないですよね?
実は誰もが会社を良くしたいと思っているということを頭に置くのです。
売上・利益の面でも、業務品質の面でも
商品クオリティの面でも、サービス面でも…
成長させ、良くしたいと思っている。
つまりは、全体では同じ方向に向いている
ということになります。
ところが、これが部分的になると違ってきます。
大きな目的を達成するために、
部分部分が持つ役割は違うわけです。
そして、その部分部分で最大限の努力をしようとするでしょう。
組織ってのはこんな風に「部分」の集まりです。
そして、「部分」がたくさん集まって
全体で会社の目標に向かっていきます。
向かう場所は一緒なはずなんです。
ところが、
部分だけ見ると、
Aの向いている方向と
Bの向いている方向は
90度くらいの違いがあるとします。
仮に
Aの人は少しでも利益を残したいと会社の為に頑張っている人
Bの人は少しでもサービス向上を計りたいと会社の為に頑張っている人
としましょう。
Aの人は
利益率を考え、無駄なサービスや人件費をカットした方が良いと考える一方で
Bの人は
新たなサービスを取り入れたり、サービス向上の為に人員を増やした方が良いと考えるわけです。
そうすると、Aの頑張りとBの頑張りでは
ちょっとしたズレが出てきます。
Aだけ頑張っても、全体の方向がおかしくなるし、
Bだけ頑張っても、おかしくなります。
そして、AとBは違う方向を向いているので
理解ができないという事案が発生します。
お互いが自分の価値観、役割などを
お互いに押し付けようとするから衝突が起きる…
でも、全体で見ると一緒。
ポイントはココです。
全体で見たら一緒という事を理解していれば、
AもBも自分の役割だけではなく、
相手の役割や相手の立場、
そしてそれが全体に及ぼす影響などを理解することができます。
近視眼のように、自分の周りしか見えず、
全体が見えない人にはこれができません。
部分の最適化と
全体の最適化は違います
部分のパフォーマンスを最大限良くすることが、
必ずしも全体のパフォーマンスの向上に繋がらない事もあるのです。
私たちはみんな、
共通の目的をもって共通の方向に向かっています。
だけど、それぞれの役割は違う。
仕事も違う。
それだけのことなんです。
誰かが間違っているわけでもなく、
最終地点の設定を忘れずみんながいれば
問題なくいい意味で最適化出来るのではないでしょうか。
では本日はこの辺で失礼いたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
中村 翔
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