マウスピースは効くのか?
食いしばりがあると,歯科でマウスピースを処方されます。
食いしばりは
顎を動かす筋肉が夜間に収縮現象を繰り返すことによって生じるもので、
起床したときに顎のこりを感じることが多いのです。
これが続くと顎関節症になり口が開けにくくなることがあります。
マウスピースは上下の歯列距離を離すことによって顎の筋肉の緊張度を減らす目的ですが、はっきりいってそれだけで済む人は少数派です。
欧米では、顎に筋肉にボツリヌス剤を注射して筋肉の過剰収縮を弱めます。
3カ月くらいで効果が落ちますが、
数回反復治療をすると、
有効期間が延びて、不定期投与になったり一旦治療中止に持ち込めます。
一部の先進的な歯科医師も
このボツリヌス治療を実施していますが、法律上の縛りのために
歯科医師には薬剤入手、投与範囲などで
困難な点かあります。
美容外科、美容皮膚科では対処可能ですが、美容面が中心となるので、筋肉の異常収縮現象という点には着目して貰えません。
ジストニアという筋肉の異常収縮現象に関する知識がないと対応困難であるのが実情です。