薬物乱用頭痛に陥ると半生治らない
本来の薬物乱用頭痛とは
頭痛薬を中止すると、2カ月後には、もともとの頭痛の頻度に戻るはずです。
しかし実際は、
そうはならないことが多く、すでに慢性片頭痛になってしまっているのです。
慢性片頭痛は、
すでに欧米では
3カ月毎のボツリヌス治療で、
1年少々で頭痛の頻度が10回/月以下まで落とすことが示され、標準治療となっています。
日本では、
製薬会社から保険に向けたボツリヌス治療の臨床試験の提案がありましたが、
学術団体が門前払いにしました。
根拠は、すでに発売されているトリプタン系の試験時に比較して、圧倒的に貢ぎ物が少ないことによると、多くの医師が推定しています。
したがって国内では保険での治療ができません。
しかししわ伸ばし用に発売されている内容が完全に同じ非保険用の製品(日本標準商品分類番号が同一)があります。
国際標準の投与量の半分くらいで
大多数の日本人には有効で、
また価格差もあるので、
仮に保険適用になった患者負担30%と比較しても、同等もしくはやや安く提供できます。
治療期間中は、頭痛薬は通常通り使用可能で、徐々に使用量が減ってくるのを待つという治療です。
一旦慢性片頭痛から脱却した場合には、再度悪化気味の時(平均半年に1回くらい)ボツリヌス治療を加えればよいのです。
長期的にはみると、
トリプタンなどの頭痛薬、および頭痛予防薬であるバルプロ酸などの連用に比較して、明らかに安く済みますに、そもそも楽になります。