以下、YAHOOニュースからの転載。
枝野官房長官は23日午後5時すぎに記者会見し、東京都内に水道水を供給する浄水場から乳児が飲む規制値の2倍を超える放射性ヨウ素が検出されたことについて、「東京電力福島第一原発から放射性物質が大気中に出ていることは間違いなく、雨も降ったため色々なルートで影響を与えることはありえる」と述べた。
そのうえで、「乳幼児には摂取を控えることが望ましい数値だが、大人や子どもが使う分には全く問題ない。生活用水としても問題はない」と強調した。
枝野氏は、乳児を持つ家庭への具体策を東京都と協議していることを明らかにした上で、「必要な分を超えて水を買い求めることは自粛して頂くとありがたい」と述べた。
と言われても。
煽ってからの「問題ない」は、もう聞き飽きました。
実際、この水道水、観賞魚にはどうなのか?
東京サンマリンの店長のブログに、観賞魚浄水器メーカー「マーフィード」さんの
お話が掲載されていて、興味深かったので転載いたします。
(僕のgoogle chromeで記事を書くと、なぜかリンクを貼れません。ご了承ください)
以下、マーフィードさんのブログより
こんばんは 電話やメールがたくさんたくさん来ました。
このアメブロのメッセージにもご質問をいただきました。
お子様のいる女性からの心配を拭い去るべく、ブログにて現時点までの詳細を記載させていただきます。
マーフィードAです。
今日は東京金町浄水場の水道水に放射性ヨウ素131が検出された為、乳児への水道水の摂取は控えるようにとのお願いが23区や一部の地域で流れ、放射性物質の除去への質問が寄せられました。
弊社の飲料用の浄水器(販売機など)の除去について弊社の回答を記載させていただきます。
そのまえにまずこの数値は長期にわたり、摂取した場合の健康影響を考慮して設定されたものであり、代替となる飲用水が確保できない場合には摂取しても差し支えありませんと記載されています。
放射性ヨウ素 (ヨウ素131)
食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値 100ベクレル
原子力安全保安委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値 300ベクレル
金町浄水場の値(採水3/22 9時) 210ベクレル
となっています。
逆浸透膜浄水器(飲料用)に関してRO膜見識者、RO膜メーカー技術者、大学教授、RO膜メーカー、RO膜製品製造メーカーの協力、参考資料、ならびに参考意見を頂いた上でまとめています。
結果から言うと
RO膜における放射性物質の除去性能
●放射性物質「セシウム」=95~99%
●放射性物質「ヨウ素」=96~99%
RO浄水システムにおける放射性物質に対する除去率は上記の値と考えられるため、水道水に基準値の20倍程度の放射性物質が混入しても、十分基準値内に抑えることが可能であり、安全であるといえます。
ただし、基準値の25倍を超える濃度に達した場合は処理水についても基準値を超える可能性が生じます。
弊社ROピュアウォーター自販機はヨウ素131として2500ベクレルの原水までであれば安全なレベルを維持できます。
それではまた。
詳細は弊社ホームページ
をご覧ください。
放射能の専門家ではありませんので、詳しくはわかりませんが、観賞魚の浄水器の役割は、
R/O浄水器を通して、コケなどの生えにくい「純水」を作り出します。
水道水に含まれる、アンモニア、亜硝酸などを取り除いて、純度の高い水を作るわけです。
一つ欠点は、水道水3分の2は、捨ててしまうこと。
つまり、水道水の3分の1しか、純水を作ることは出来ません。
これがお役に立つかどうか分かりませんが、参考までに転載します。
しかし、これだけの技術、国の浄水所でも持っていそうなものだと思うんですが・・・・
なぜ、情報が後手後手になってしまうのか?
原発が、あのような状態で、この混乱を予測できなかったのか?
事前に取水制限などして、安全を確保できなかったのか?
疑問や不満は残りますが、起きてしまっている事態に、自分の身は自分で守るしかないのでしょうか?
これ以上の被害の拡大がないことを祈ります。
マーフィード 浄水器エキスパートマリン75 【smtb-TD】【tohoku】

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