Botom line, botom job. -9ページ目

Botom line, botom job.

結局のところ、底辺職。

親父ん家の洗濯機が(うちのと比べて)新しくてきれいだったから持ってきた。

ら、

壊れてら。

こんなもん自分で直す。


Macで洗濯機のソレノイドバルブ(給水弁)を探してた。

ら、

洗濯物を畳んでた娘が、

 

「雷?」

 

と外を見上げる。

 

ちがーう。

俺のお腹。

 

「そんなにお腹空いてるの?!」

 

うん(だからさっきから言っとろーが)

 

「こんなタイミング良く鳴ることってある?」

 

うん(タイミングいいか?)

お腹空いた。

なんか食べ行こ。

板橋(の環七系)行こうか。

やってっかな?

検索する。


え。

なんと・・


『閉業しました』


「(一般受けしないから)長くは持たない」とは話してた。背脂ぎとぎとで様子悪いし。食べたらさっぱりで癖になる親子で大のお気に入り。

なんだよすげえ美味しかったのにー

俺と娘、父の死を遥かに超える大ショック



・・・今日はラーメン行くなってことかな?


「そうかもね」


(ぴこーん)山岡家行く?


「あ。いーね」



トコットが楽しくてしょうがない娘の運転で40分。

娘、猛烈に辛いやつ。

俺、醤油つけ麺が意外に意外に美味しかった。

 

 

帰り道。

激しい雨が通り過ぎた向こう。

雲の細い切れ間から夕陽が漏れて橙色のアスファルト

明日は晴れだな。

こういう時は虹が出やすいんだけどね。


「あっ」




いつから筋トレしてないだろう?

どれくらいギター触ってないだろう?

自分が思ってるよりくたびれてるらしい。

しんどくて出勤即退勤、帰らせてもらった。

ここのところずっと、休みの度に実家で親父の片付け。引っ越し屋か俺?

休みになってなかったもんなぁ。

ひたすら寝た。



浜松町方向に巨大な積乱雲。

帰るまで持ってくれるかな。


ジョー・サンプルかよ?

 

なんと昭和な言葉だろう。

 

 

俺の電話番号を知ってる人は多くない。

だって聞かれないし。

たまーにLINEを弄って

 

(「いじくって」という言葉はひらがなだと『いじくる』感じ。けどもこれを『弄る』と漢字にすると、とっても淫靡(いんび)な『いやらしー』感じがしてちょっと嬉しい。のは俺だけ?)

 

「知り合いかもしれないユーザー」もおらんし。

途中で電話番号変えたのもあるだろうけど。

前の電話番号のドコモはそのまま親父に。親父死んで解約したから永久(ではないかも知れないけれど)欠番。

 

 

夜中に目が覚めてiPhone何時?

 

ありゃ

 

ディスプレイに『非通知』

 

ごめん寝てた。

21時45分ぴったりに。

非通知ってなんだよ?

 

 

「着信番号が残って掛け直されても困るの。今忙しいの」

 

夜の10時前にか?

 

「そばに人が居るの」

「出れないの」

 

あ?

 

「男の人と一緒なの」

 

最初っからそう言え。

だったら掛けてくんじゃねえ。

今から何すんだ?すっげ羨ましい。

え。これって嫌がらせ?

 

 

こんな感じかな?

軽くショートストーリー作ってみました。

いえ、

わかってます。

「壺買え絵も買え幸せですかご先祖様が苦しんで一緒に祈ります紙を信じますか投資にご興味・・」

とかの電話か〜も知れない。

でもまぁ親父死後、また滅多に鳴る事のない俺のiPhoneを鳴らして『壊れてない』ことを確認させてくれただけでも、

 

ありがたくはないけどな。

普通に着信元残そうよ。

頭に『184』付けるんだっけ?

「イヤよ」だよね?

 

「嫌よ嫌よも好きのうち」て言ってだな・・

 

へっへっへ。いくら口で「いや」と言っても、おめぇの身体が「いや」と言ってねぇぜ(帯持って「しゅるしゅるぅ〜」)

 

 

あれ今夜は娘、風呂上がりのドライヤーの音しないな。

あれ洗面所の扉閉めてやってくんないかな。なんとなく起きちゃうんだよ。

あーでも、そうすると暑いのか。

じゃあ仕方ないか今何時?

まだ23時過ぎなのか。

さっき21時には寝てたもんなー


「かこん♪」


お。LINE

娘だ。


「今夜実家泊まってそのまま仕事行きます」


あら珍しい母親宅なんて。

またブチ切れられて呼び出されたか?

まぁ俺が何か言うことじゃないな。


ご苦労様です。


と、一行返信。



いや待てちょっと待てだいぶ待ってよお願いだから。

さっき帰って来た『音と気配』は誰だったんだ?


え。


頭も体も起きた。

玄関行く。

玄関灯代わりのLAVA lamp点いてる。

消す。

サンダル(雪駄)突っかけて門扉。

鍵開いてる。

閉める。

家入って「とたた」娘の部屋の扉「ばたん」開ける。

ひんやりエアコン、常夜灯。

ありゃ。

居ないや。

帰ってないや(当たり前だ)


ドッペルゲンガー?


いや、娘を確認したわけじゃないからね。

いやでも他に誰が帰って来ると言うんだい?

どうせ見るなら、

んー、

この家、何があっても驚かないからなー

最近、怪異は起きてないけど。

どうせ出るなら、

例えそれが生き霊であったとしても(5,500円(税込)最低でも払うからさ)



「信州信濃の蕎麦よりも、あたしゃ貴方のそばがいい」

 


 いやまぁそれも愛なんだろけど。