夕方帰って来た娘。
「明日無人島行ってくる」
むじんとう⁈
(ロビンソン・クルーソーか?)
(漂流すんの? 0円で暮らすやつか?)
(そう言やこないだウエルシアで「船乗るから」て酔い止め買ってたな。これかー)
どこの?
マニャガハ?(島裏の波打ち際に明治に造られた日本軍の大砲が横たわってたな)
「よこすか」
さるしま?
「そー」
「知ってる?」
良く知ってる。
横須賀で遊んでたことある。
「三宿の飲み仲間のバーベキュー」
「20人くらい」
おー楽しそう。
行っといでー
ひと夏一回は夏らしいことしないとね。
水着あんの?
「焼けるからやだ」
あー
そなのか。
あっついぞー
あと、
さるしまは目の前だ。酔い止め飲むほどもない。
今朝、娘5時に起きてヘソ出しで無人島行った。
「塗ってくれる?」
と日焼け止め渡されて背中を向けた。
(むー)
ぷにゅ〜ぬりぬりぬりぬり
ぺたぺたぺたぺた
非常に複雑な気持ちだ。
何度でも言う。
だかラさ、
だから何で娘なんだよ?