Hotter than July. | Botom line, botom job.

Botom line, botom job.

結局のところ、底辺職。

「濡れてるよね」

「いっぱい濡れてるよね」

 

濡れてるなんてもんじゃねーよ、どちゃんこ濡れて滴ってるよ。

ズボンの膝にサポーターが透けてるから、今、俺を後ろから見たらパンツ透けてんだろな。男でごめんよ。あれ俺今日のパンツ何色だっけ?

んーっと、

紺だ。

 

カッパ着たくないなやだな。午前の作業終わるまで天気持たないかな。

ミッドウェー海戦のように、雨具部屋を出たら入ったり、着たカッパを脱いだり下だけ履いてみたり。

 

カッパ着ない。

長靴履かない。

夏作業着でいい。

(ミッドウェーは「爆弾にするか魚雷を積むか?」迷って大敗した)

 

あー・・・

ぽつぽつが、

さあさあになり、

ざーざーになって、

 

諦めたよ。

 

「濡れてる」なんてもんじゃねーよ。

これは着衣水泳。

 

 

 

初めて組むドライバーさんが、

 

「お兄さんいくつ?」

 

(お、おにーさん⁈)

3です。今年4になります。

 

「ほんとにっ?」

「すっげえな」

「動くねぇ」

 

いえ、無理してます。

 

「だろうねぇ」

 

 

何の時だったか彼女が「やれやれ」て感じで、

 

「(あなたは)体力あるからさ」

 

ちょっと不機嫌に言った。

 

(俺そんな「毎日やろう」なんて言ったっけ?言ったかも)

 

 

だとしてもさ、

歳は歳なんだよ。

夏、大丈夫かな?

越えられるかな?

職員さんは皆「別次元だから」と言う。

「毎年何人か倒れるし救急車呼ぶ」と。

 

あわわ〜

 

俺が『倒れる人今季1号』にならないといいな。とは言え、どう予防していいかわからない。薄着には限界あるし。

 

パンツ履かないでやろうかな。

 

ぼそっと呟いた俺。

周りの職員さん達、大爆笑。

 

「kenさんその発想はかつてない」

 

いや俺、大真面目に言ったんだけどな。

 

「年齢が高い人が倒れるわけじゃないから」と言ってはくれるけどさ。

慣れるんだろか?

暑さ湿度炎天下のダッシュ

 

 

 

どーでもいーけど、

俺が写真を辞めてしまったのはこの国の写真界の損失だな。

だって食えねんだもん。

だってギターの方が楽しいんだもん♪