そりゃあ普通の人はまだ寝てるよね。
の土曜朝5時5分。
ちょっぴり寒い中をパーカー1枚で駅とことこ。
だーれも歩いてない。
昨日はくたびれて、帰って筋トレせずにご飯食べてすぐ寝た。と言っても野球撮影帰りの娘(門前の小僧状態で娘はカメラ女子)がご飯中、前に座ってずっと写真の話ししてくれてた。
今週の俺はいつもより増して全力、限界挑戦だった。ふくらはぎ猛烈筋肉痛。
「あの人、非常勤嫌いだからね」
「ちんたらやってるとマジで置いてっちゃうから」
「質問なんかしたら「お前に話したら何かわかるのか⁈」て怒られるよ」
昨日組んだ職員さんはうちのサイコさん、違った、最古参。厳しい仕事で有名な人。
「そこそこ仕事が出来るようにならないと組ませてもらえない」と聞いてはいた。
おととい午後の翌日組発表で、
とうとうきたか。
うあー
そっかー
とうとうか。
俺もそこそ出来るようになったってことか。
なんか胃が痛ぇ。
俺、気が小さいからさ。
いつか来るんだ気合い入れて行こう。
怒られて当たり前。
指導されて当然。
胸を借りる覚悟で。
朝から背筋真っ直ぐ走る走る走る。
仕事終わってトイレで会った職員さんに、
作業は恐ろしく速く、それでいて丁寧で凄かったです。いいもの見させてもらいました。
前評判ほどの事もなく穏やかに接してくれて、待ち時間に地域の歴史的背景やお互いの親の介護の話とか出来て。
「そりゃkenさんだからだよ」
「確かkenさんと同い年じゃない?」
「kenさんずっと走ってるの皆知ってるもん」
「認めてくれたんじゃないですか」
おおおおお。
そーなのか?
なんであれ、
もの凄く気持ちいいこの『やり切った感』
晩ご飯の時、娘にそんな話しを、
「身体大きいからね。上に大きいし厚みもあるし」
「それで腰が低いから」
「中々怒れる人居ないでしょ」
(なんだその外見的分析は?そういう事ではないんでないかい?)
しかしそれでもやっと、
お客さんから仲間に近づけた気がするぜ。
まだまだこれからだー
いつも同じ地下鉄の同じ場所に乗ると、メンツもほぼ同じなわけ。
さっき、駅に着いたら向かいのおじさんが俺を見てるのね。
(?)
(なんだろ?)
(あっ!)
(降りる駅だ!)
ドア閉まる寸前に飛び出した。
こんな事は俺にはあり得ん。
ちとくたぶれてるかも知らん。
あのさ、
「胸を借りる」なら女の人で。
出来るなら胸よりお尻。