今日はいい一日だった。
多分。
多分と言うのはまだ終わってないからだー
うちの若手職員さんの、やはり体力自慢で古代彫刻『ヘラクレス』の様なイケメンマッチョさんと組む。
(はっえぇ〜)
(はしるのはっええぇーっ)
(おっしゃあーっっ)
本気出す。
超ダッシュ
???
全力で走れるのに何で膝痛いんだろね?
走れんだからいぃじゃんね?
配車待ち休憩時間に、
「すげーや」
「kenさんめちゃくちゃ走りますね」
「おいくつでしたっけ?」
(それ聞かない)
なーんておだてられて、
いい気になっちゃったもんだから。
午後の仕事始めて10分もしないうちに、
運動会の保護者リレーのお父さん状態。
だってさ、
歩道の端を全力ダッシュしててさ、車道に出る時に「後ろから自転車とか来てたら危ないな」て振り向いた一瞬、足もつれた。
(わ。たったった)
(あ、でもこれ踏ん張れるんじゃない?)
(あ。だめかも)
(被害を最小限にする為にやるべきことは?)←脳内型遅れIntelフル稼働
両膝両手「ばっちょんべたし。」四つん這い(人生で一番好きな言葉だ大好きだ)
両膝は厚いサポーター、両手は頑丈な手袋してるから何ともない。
んだけども、
「大丈夫ですかーっ」職員さん駆け寄って来る。
「大丈夫⁈ どうした⁈」と強面(こわもて)のドライバーさん(実は面白くていい人)が作業車止める。
ありゃりゃりゃ
作業止めちゃったよ渋滞しかけてるよ。
やばやばやばかっこ悪ぃみっともねー
ドライバーさんが職員さんに、
「お前若手のホープなんだからkenさんに気ぃ遣わなかったらダメだろっ!」
「ケガさしたらどうすんだ!」
「kenさんいくつだと思ってんだ!」
(え。そこ?)
すみません!ご心配お掛けしました!何ともありません大丈夫です!
恥ずかしいから全開ダッシュ再開俺。
ひやぁ。
気を付けなきゃだ。
体力走力、過信しちゃ駄目だね。
やっと、
評価してもらえる仕事ぶりになって来たってぇのに。
でも、ひとつ自分の限界を知った。
この毎日が面白くないわけがない。
だろ?