なんて言うんだっけ?
こんな感じの。
あ、
あざとい。
だ。
細面(ほそおもて)の綺麗な顔をちょっと左に傾けて顎の下に右手をやって髪を触る。
アーモンド色の瞳、白い肌、形のいい唇・・
この人これわかってやってんのかな?
それとも自然にこういう仕草が出るんだろうか?
ハキハキと仕事が出来る雰囲気の中の、垣間見える頼りなさ。
こりゃモテるだろうな。
一緒に仕事する男はドキドキだろな。
ある意味、自分を美人とわかってる人だけに許される仕草。
この人の後ろに男達の無念の屍(しかばね)が累々と見えるぜ(んなぁこたぁない。いくらなんでも、ない)
現地クライアントの担当さん。
どちらかと言うも何も美人。
これほどの美人が雨に『濡れる』なんて、それはもう色っぽい。
と思うだろ?
俺も思った。
びしょ濡れ過ぎ。
台風のばーか。
雨どばどばで姉さんメイク落ちますぜ。
それにしても最近、撮影行く先々で綺麗な人とご一緒させて頂くなぁ。
勿論皆様、俺など眼中にあるはずもないのだけど。
これ。
一つには、人生と運命に徹底的に「これでもかっ」と意地悪されてる。
だってさ、
これくらいの綺麗な女の人と一緒に居たいと願ったら、今からお金貯めてふぇらーりの新車を買う方が簡単でまだ現実的だと思うの。
もう一つは、
俺が女の人に対して寛容になって、尚且つ『俺とは交わらない(←ダブルミーニング♪)生き物』と思うようになった。
てことか。
女の人の存在、女の人を(どういう形であれ)想うこと。
男として生きる意味で意義に違いないと本気で信じてる。例え、絶対、もう二度とコミュニケーションを取ることも交わることも叶わなかったとしても、それはDNAレベルの欲求であって当たり前のこと。
だから延々と3,000話近く書いてんだ。
色即是空
Qoo速座敷童
※アップする順番間違えたー