Botom line, botom job.

Botom line, botom job.

結局のところ、底辺職。

それでもね、

誰かがこんなに読んでくれてるんだなぁ。と思うんだよ。

どうもありがとね。

疲れてるね俺。

なんか疲れてる。

 

会社に『コーヒー入れて持ってってるポット』忘れて来ちゃったし(退社ギリギリまでiPhoneでYouTubeの『速弾き弾き方』見てたからだ)

帰って来て「明日のお弁当用のブロッコリー茹でなきゃ土曜の分も茹でなきゃ」あたふたあたた。

茹で上がって冷まして、冷蔵庫に入れようと開けたらちゃんと二日分茹でたの入ってた。

 

あーりまー

誰だかわかりませんが読んで下さってる気持ちが身に沁みます。

ありがとうございます。

 

あー

 

 

(いつもの通り)へとへとになって山を降りて5時間後都内「軽くご飯でも」客の言葉に「すみません明日出勤なので」付き合い悪く帰る。

帰宅。

玄関に機材を放り投げ先ず洗濯。洗濯3回。

娘、仕事に出てて留守。

なものの、

 

明日のお弁当のおかず作って冷蔵庫に入れてくれてご飯も炊けてて風呂も沸かしてある。

 

なんとありがたい。

こういうのほんとありがたい。

明日はお弁当めんどくさいからいーや。会社で弁当注文しよ。と思ってたし。

さりげなくこういうことをしてくれる同居の女性(娘除く。同居なんて贅沢言わないから)が居てくれたら残りの人生何も要らないんだけどなぁ。

洗濯機回しながら機材片付けて、ゆっくり風呂入って汗と泥と疲れを落とす。

いや嘘。

疲れは落ちない。

洗濯物部屋干しして寝たの23時。

いつもより全然遅い。そりゃね。

 

3時半起床。

さっすがにつらい。

「行きたくない」とは思わないけど全然つらい。体が起きない動かない。

けっどね、

いつも思うんだけどさ、

起きて布団畳んでぼそぼそと風呂行ってシャワー、相変わらず毎朝強張ってる両手の指(これ職業病みたいなやつかね?指って鍛えられないんだね)を温めてほぐす。顔洗う髭剃る頭洗う・・「シャッキーんっ」「おっしゃ今日も走るぜ」再起動。

 

雨だったけど楽しく働いて、今日は早番だから30分早く帰宅。あ〜やっぱり疲れてんなぁ・・

玄関開ける。

「おかえりぃ〜」廊下の奥に娘のシルエット

(あ。今日休みなのか居るんだ)

近づいて来る。

 

あっ。カッコいい! なにそれっ いいなぁ〜俺もやりたいなー

 

ほぼ一週間ぶりに会う娘が金髪になってた。

金髪と言うか、地色の黒がメッシュの様に残ってて髪を掻き上げたり頭を左右に振ると『金の下に黒が見える』

青にも赤紫(赤紫蘇みたい)にもしてたけど、今回の金が一番カッコいい。

元々背が高く姿勢が良くてモデル体型(母親譲り)だからね。こういうの似合うとっても似合う。

 

んー・・・

ふと思った。

一般論として親は「なにそれ・・」ちょっとだけ苦い顔をするところなのかな?

俺はさ、自分が『変な人』『浮世離れ』と言われる事で成り立つ仕事をしてたからねぇ『普通の人達と違う感覚こそ才能』だったし、そうやって生きて来たし。

だからね、公序良俗に反さない限り本人の好きな様に生きていいと思ってる。

会社の若い人達もメッシュ入れたり(ほんとの)モヒカンにしたりしてるし「いいなぁ。俺もやりたいなー」(若かったら)と思って見てる。

もちろんこの歳でやったらイタイおっさんだと自覚はある。

 

 

 

隣町の駅前につけ麺屋が出来て評判で行列してるらしい。

「ちと行ってみっか」

娘とトコット『昆布水つけ麺』

こんぶみず?

こんぶすい?

どっちでもいい。

そこじゃねえ。

 

美味しい。

塩つけより醤油つけのほうが美味しい(実は前に一回来たことある)

大盛りもそんなに量ないから食べられる。

高いけど(1000円を軽く超える!)

 

昆布水(だからみず?すい?)の食べ方、作法が色々書いてあるんだけど(やっかましーわ。)

これさ、

 

 

昆布水要る?

 

 

普通で良くない?

それ言っちゃ元も子もないんだろけど、

美味しいんだからふつーにざるで出せない?だってただのぬらぬらしたちょっととろみのある匂う水でしょ?

昆布ウォーター意味わからん。

いやこれで付加価値を付け単価上げてる意味はわかるけど。

昆布水意味あるかこれ?

これのおかげで美味しくなってる。なんてこたぁないと思うよ絶対ない。

「どうしても」と言うのなら、

 

 

 

昆布茶に浸して出せば良くない?

 

 

 

 

「kenさん合羽いいの?」

 

さっき着てみたんですけど暑そうで。

 

 

カッパを着ると作業が1秒か2秒遅れる。

その積み重ねは今日の俺の評価になる。

今日組む職員さん(管理職以外でいっちゃん偉い人)が着てないのに俺が着られるわけがない。別に何も言われないだろけど、それじゃあ筋が通らない。

 

作業開始5分で夏用作業服のズボンびしっしょり。透けてうっすら太もも。

ちとセクシー?

なわけない。

 

 

こんな日は雨で濡れるか汗で濡れるか。ですよね。

 

「その通り」

「でもkenさんこれ多分雨」

 

 

戻ったら着替えればいいだけ。

冷蔵庫に入れて来たコーラ、ラッパ飲みしながら。作業服は6着貸与してもらってるから充分。言えばいくらでも貸してもらえそうなんだよねこの職場。仲間同士の連帯がほんと強い。

とは言ったものの、

この間、組んだ職員さんに、

 

「kenさんいつまで?」

 

は?

 

「いつまで居られるんですか?」

 

え?

 

 

実はこれ。

数日前、他の職員さんにも言われた。

 

 

(まじか)

え。どうしてですか?

 

「いや、kenさんが居なくなるって話をちょっと聞いたから・・」

 

(まじでか)

(え。俺、雇い止め?契約更新不可?戦力外通告?)

 

 

退社前に事務所のイッチバン偉い管理職様のとこ。

 

「なんだそれ?!」

「誰が言ってるの?」

「ないよそんな話、俺聞いてないよ」

「俺はね、上から「kenさんは辞めたいと言わない限り、体が動く限り、働いてもらってくれ」て言われてる」

「二つの部署からそう言われてる」

 

おおおおお。そ、そうですか。ぁありがとございます。

 

「誰が言ってんの?」

「全体集めて周知させようか?」

 

あ、いえ大丈夫です。ここだけの話にしてくださいいやほんとありがとございます骨を埋める覚悟で作業中に死ねたら本望です。

 

「それ。」

「労災出るかな?」

 

(そーれを狙ってるんですよー)



これが今の俺の評価で。

それより下は無いほどの嫌なヤツだった俺が、改めて改めてここまで来れた。

何ひとつ残らなかったけど、最低限の暮らしが出来る仕事に就けた満足だ。あれ以来、女の人とは関わってない。

 

強くなった雨の中、体から湯気を上げながら全開ダッシュ

きっつい。

けど楽しい。

俺まだ走れるじゃん

 


 

ちょっと車行ってくる。

半袖で宿を出た途端「あ。俺って馬鹿なんだな」「だってここ標高1500超えてるもんな」3mでUターン。Tシャツで出たら死ぬ。

「さっき8℃だったから今もっと低いんじゃない?」

と宿のおばはん。

翌朝の山頂は濃い霧と雨混じりの強い風、指がかじかむキンキン冷たい。


ここでおれになにをしろと?


こーれは無理ですよ写真撮れません。いやまぁとりあえずやってみますけど。

ディスプレイが白のグラデーションなのは霧が写ってるのか?Canon壊れたか?


あ。これ壊れてら。


この霧雨と前回の台風真っ最中登山(だからさー)で壊れちゃった。

いやまぁもう1台持って来てるけど。

どちらにせよ無理っすね。

びしょ濡れになりながら小川と化した登山道を降りる。ぬかるみに足を取られズルズル滑りながら。

雲の流れがもの凄く早く、一瞬出た晴れ間の陽射しが暑い。


なんだこりゃ?


(また)台風だもんな。


麓に降りて冷え切った体に自販機のあったかい缶コーヒー

自販機が『あたたかい』ってことは、この辺はもう晩秋?初冬か? くたびれてだらしなく座り込んで缶コーヒーを飲み終わる頃、


雲どこ行った?



上手くならないギターと、

復帰した筋トレと翌日の仕事(撮影含む)だけを考える。恋慕以外の考えること。

ふと、

トイレに座ってる時、


早く死なないとな。

明るい未来は無いしな。

ずっとこうでは居られないだろしな。