娘が3才の誕生日を迎えました。
今年は、何日も前から 毎日 「ニャンのたんじょうびは?」と尋ねるほど 楽しみにしていました。
昨年までは、誕生日ということを認識しているのかどうかあやふやでしたが…
(おそらくケーキが食べれてプレゼントがもらえたから喜んでいたのだと思う)
誕生日を心待ちにするくらい成長したのだなぁ~と感じました。
ところが、そんな娘本人よりも娘の誕生日を楽しみに心待ちにしていた人が … それは息子です。
実は、その息子も先週 10才の誕生日を迎えたばかり。
でも、今年の自分の誕生日には 妙に淡白でした。
今年の息子の誕生日は ちょど休日だったので、息子のリクエストで ”スポッチャ ”なるところ(柳原可南子ちゃんがCMしていますよね)に行きましたが、帰宅が遅れ、しかも帰り道にひどい夕立に会い、バースデーケーキが調達できなかったのです。
うちの息子、毎年、バースデーケーキには ただならぬ執着をみせます。
大きくて丸くて苺がのった生クリームのケーキ。(チョコとかアイスは邪道なのです)
それに年齢分のキャンドルをたて、♪HappyBirthday♪の歌を歌って ふう~とキャンドルの灯を吹き消す。
それが、彼の中では絶対的な誕生日の儀式だったようです。
ですから、旅行先で誕生日を迎えた時でさえ、なんとか宿の人に頼んで手配してもらったりもしたものでした。
この日も なんとかケーキを購入しようとしていた私たちに…
息子は 「別にケーキはいいよ」 とあっさり。
え? そうなの?
生まれてこのかたバースデーケーキのキャンドルだけは欠かしたことがなかったので…
親の方ががっかりしたものでした。
でも、後から「やっぱりケーキがないのは ちょっとさびしいね」と 息子がつぶやいたのを聞き逃さなかった私…
翌日にケ-キを用意して仕切りなおしましたけど。
でも、その時も 「たまにはチョコのケーキにしてみようかな」と言う息子に、
え? チョコなの? 生クリームじゃないの?
と、いちいち驚いてしまった私でした。
プレゼントも、シングルCD一枚でした。
それも、なぜか Hey!Say!JUMP 「YourSeed/冒険ライダー」…よく分からん。
また話が息子に逸れてしまいましたが…
そんなふうに自分の誕生日には いまひとつ淡白だった息子が、なぜか娘の誕生日には気合を入れていて…
プレゼント は もう何ヶ月も前から用意!
そう、7月に翼竜展のために行ったお台場のショップで見つけ購入。
2ヶ月以上、隠していました。
↑ トトロのぬいぐるみです。
隣にあるコントローラーが出す赤外線の光を追って 動きます!
これを 包装されたまま娘に渡し、「なんだろう?」とわくわくしながら自分で開けてもらうか(私案)
「プレゼントだよぉ」と コントローラーで廊下を走らせ 突然 登場させて 娘を驚かせるか(息子案)
でもめたりして。(^o^;)
トトロ大好きの娘は、すっかり気に入ってくれました。
寝る時も一緒です。
これ、とても 触り心地も いいんです
このプレゼント以外に、自分のお小遣いから 200円分ぐらいの駄菓子をこまごま買って、袋に入れてリボンをして 「これは お兄ちゃんからだよ」 と渡していました。
次に ケーキ 。
娘に好きなケーキを選んでもらおうと、当日わざわざ電車に乗ってデパートまで行きました。
実は、ケーキ購入のためというより
前々から娘が入りたがっていた しましまタウン とやらに連れていってあげようかなぁ…と。
お誕生日には 何か特典があるらしい…との息子の発案です。
↑ しまじろうと握手する娘です。
娘は着ぐるみ大好きです。
この後、しまじろうの手を握って離さず、そのまま一緒にタウン内をお散歩していました。
↑ 平日のステージショーは空いているので、子ども達はみんなステージにあがって しまじろうと歌ったり踊ったりすることができます。
娘は誕生日のメダルを首からさげていたので、ステージショーの最後には 進行役のお姉さんやしまじろう それから居合わせた他のお客さんからも 誕生日おめでとうのお祝いをしていただきました。
娘は大喜びでした。
息子だったら…絶対、ステージには上がらなかっただろうなぁ。
まず 着ぐるみのしまじろうには近づきもしなかっただろうと思います。
私は、「せっかく連れてきたのにぃ(><)」と内心がっかりイライラしていたことでしょう…。
ふと、そんなことを思い巡らしました。
そんな息子は、後ろの方の座席で、たまに娘の様子を満足気に確認しながら、持ってきた単行本を読んでいました。
なんだか、すでに父親の領域に入っているような…。(;´Д`)ノ
さてさて、肝心のケーキ です。
たくさん並ぶケーキ屋さんの前で、親はいろいろ目移りしていましたが…
娘は すかさず 先日の息子の誕生日(翌日)と同じケーキを見つけ出し
「ニャン、これ! このケーキ!」 と主張。
え~この間食べたばかりじゃない。
もっと違うのも いろいろ食べてみようよぉ。
なんて思うのですが…ニャンは 「これ!」 とショーウインドウにへばりついています。
よっぽど美味しかったのか…。
仕方がない。
まったく我が家の子ども達は、はっきりしています…。
バースデーケーキにはちょっと小さめのサイズだったので、奮発して もう一個 買いました。
(ところが不思議なことに、大きいのをひとつ買うより安くつきました。(+_+))
帰りはすでにラッシュ時。
電車は混んでいたうえに、娘は私に抱っこして眠ってしまいました。お、重いぞ…。
当然、ケーキは…
息子が抱えています。
バースデーケーキですから、崩すわけにはいきません。
息子、必死の形相でケーキを死守しました。立派!
キャンドルがたっている方が、娘が固執したケーキです。
バースデーケーキがふたつ並んだのは、初めての経験です。
キャンドルにマッチで灯をつけているのは息子です。
ライターではなくマッチを使いたがるので、任せました。
ちょっと危なっかしい手つきではありましたが、
先日の息子の誕生日の時より、上手につけられました。
火は、自分で扱ってみなければ分かりません。
なんでもやってみることが大事だと思います。
実は、私は幼い頃から臆病で…この”やってみる”という精神が希薄だったので、
やらずにすむことはやらないで育ちました。
おかげで、今だにマッチを使うのにドキドキ…ぎこちないのです。(^_^;)
ケーキはどちらも とても美味しかったです
なかなか充実した誕生日でした。
ところが、誕生日から数日過ぎた今も、娘は毎日
「たんじょうびは? ニャンのたんじょうびは?」 と聞いてきます。
やっぱり、分かっていないのかしら?
それとも、もう来年の誕生日を心待ちにしているのかしらね。A=´、`=)ゞ