ここのところ、反省することばかり。
ひとつは息子のこと。
昨年度、1日も登校しなかった息子も、あたりまえのように進級し、新学期が始まっています。
その新学期にあたり、私は また やらかしてしまいました。(>_<)
あれほど 「新学期だからといって、息子に対し、再登校へ向けて何か働きかけるようなことはしない」 「あくまで自分から動き出すのを待つ」 と、威勢よく宣言していたにもかかわらず…。
息子が、担任の先生の訪問を心待ちにしていること。
わずかですが自分から勉強を始めたこと。
その他いろいろな 思いがけない展開に … 欲を出してしまいました。
そういう展開に便乗して、登校刺激。
結果、撃沈
お気楽に過ごしているような息子でも、
本当は誰よりも「学校に行かなくてはいけない」と思っているのです。
「4年生のうちには行かなくちゃと思っているんだ。だって、5年生になったら、みんな大きくなりすぎちゃって…分からなくなっちゃうかもしれない」 と、つぶやいた息子。
私が何もしなくたって、充分に進級のことも新学期のことも意識していたのに、実は不安でいっぱいだったのに、
なのに、結果的に私が、勝手に彼の背中を押すようなことをしてしまい…
息子は、新学期前夜から、ひどく混乱した様子を見せました。
不登校が始まったばかりの1年以上前の、パニックのように泣いて暴れた息子の姿を彷彿するものがありました。
ああ、またやってしまった
せっかく、これまで我慢して我慢して、何もしないようにしていたのに。
先回りはしない。子供の自発的な意思を後追いしよう。
そんなたいそうなことを言っていながら…やっぱり、心の底には、「学校へ行かせたい」自分がいて、
そんな勝手な願望がむくむく顔を出してしまう。
辛抱がたりません。
そして、反省すること、もうひとつ。
このブログのこと。
前回、私の友人の話を記事にしました。
友人から話を聞き、その現状を目の辺りにして、もう本当に憤りを感じて、その勢いで私の見たまま感じたままを 勝手に記事にしてしまいました。
そしてみなさんから、コメントやメッセージをいただいて、私はそんな貴重な意見を友人に届けたい一心で、記事とみなさんのコメントを「ぜひ読んでほしい」と友人に公開したのです。
(匿名でやっているブログを公開することには抵抗もありましたが)
が、友人は おもいがけずに自分たち親子のことが詳しくブログに書かれていて、とても不安になってしまったのでした。
すぐに記事を削除しました。
そうでした。
冷静に考えたら…友人本人が怒りにまかせて訴えるならともかく、友人におこった出来事を 私が勝手に記事にすること自体、間違っていました。
自分や息子のことを書いているうちに、いろいろな人からいろんな意見をもらって、(共感や励ましもあれば、耳の痛いこともありましたが) そのおかげで道筋が見えたようなところがあったし、他の人のサイトからも、とても勉強させていただき…いつのまにか、私にとっては、ブログが大きな心の支えになっていました。私自身がブログに依存していたかもしれません。
私自身、ブログを始めたころ、息子のことを書きながら…「誰の目に触れるか分からないのに、こんなこと書いていいのかな?」と不安に思うことがありました。
ブログを始める時に、「自分の体験以外は書かない。他の人について、あれこれ書かない。」と決めていたはずでした。
すっかりブログ酔いして…そんな感覚を すっかり忘れていたのです。
友人を励ましたい!息子くんを守ってあげたい!と思っていたのに…私が考えなしで調子にのっていたせいで、ただでさえ不安な毎日を過ごしている友人に、よけいな不安を与えてしまったのです。傲慢でした。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
どうか、今回のことで懲りないでほしい。他の人に相談したり、悩みを話すことをためらわないでもらいたい…と、祈るばかりです。
まったく、先走りばかりの私です。反省してもしきれません。
今回のことで、あらためて考えたのですが…
ブログ初心者で なんの知識もなくブログを始めてしまった私。ブログというのは どこまで書くことを許容されているのか…分からないままだということに気付きました。
これまでも、講演会や本、他サイトからの引用をするのに迷うことがありました。
そういうことは ルールに沿えば問題はないかと思いますが…
自分のことや息子のことを書いていても、相手のいることであればその相手のこと、フリースペースのこと、学校の対応など、「いいのかな?」と迷いながら書くこともありました。
特に私の場合、ついつい詳細(くどい?)な表現になってしまいますし。
匿名のブログですから、特定される心配はないにしても…心情的な部分で、どこまで書いていいのかと迷うことがあります。
なによりも、今回のように、私の書いたことで誰かが嫌なおもいをしたり、不安になったりしたら…。
そう考えると、ブログ自体、書くべきではないだろうという気になってきます。
しかし、前述した通り、今の私にとって、このブログは大きな心の支えです。ブログを通して知り合ったみなさんに見守っていただき、いろいろ教えられることが、どれだけ大きいか。
これからも 私と子供達の行く先を、一緒に見守り支えあってほしい。だから、やっぱり発信していくことも やめられないなぁ…と思うのです。
そこで、今後、少しでも公開することにためらいがある、迷いがある場合には、アメンバー限定の記事にさせていただこうかと思います。
これまで、アメンバーの仕組みがいまひとつ分からなかったし、限定記事に対して抵抗があったのですが…それで少しでも安心できるなら、利用してみようかと思いました。
特に、息子の不登校をめぐって、学校やフリースペースなどの団体や 友達・先生など第三者のことに詳細に触れてしまう場合、いじめなどのデリケートな話題に触れる場合などは、限定記事にすることが多くなると思います。
おそらく、楽しい話ではないと思いますが…これまでお付き合いのあったみなさんで、引き続き読んでくださるという方は、ご面倒ですが、ぜひアメンバーの申請をお願いいたします。
そして、これからも、どうぞよろしくお願いします。