週末、久しぶりに、車に乗って ちょっと遠くの広い公園へ子供達を連れ出した。
フラッグフットボールとグローブ・バット・ボールとサッカーボールとフリスビーを持参。
公園に着くなり、娘は遊具へ向かって走っていく!
大好きな滑り台
そういえば、北海道旅行中も、滑り台三昧だったっけ。
(それについては後ほど…って、いつだろう?^_^;)
娘はやっぱりおてんば。度胸もいい。怖がらない。
兄がすることは当然のように自分にもできると思っているらしい。
危険な遊具にも臆することがないので…見ていて こちらが怖い。
背の高い くるくる回る滑り台の上で、怖がってなかなか滑れない女の子がいた。
「お母さん、怖いよぉ。」と足がすくんでいる。
その隣を 娘がとっとっとっと進んで、滑り出しのところで、つるんとこけて そのままの勢いで滑り降りてしまう。
「ほら、あのお姉さんみたいにすればいいんだよ。」 と女の子のお母さん。
いやあ、あれはただ転んじゃって滑り落ちただけですよ。
まあ、それでも楽しかったみたいだから、どうでもいいですけどね。
それに、うちの娘、体は大きいんですけど…おそらくお姉さんじゃありません。
お嬢さんより年下です。
だいいち、まだ単語を少ししか話せませんから、「お母さん、怖いよ」なんて文章言えないんです。
まあ、言えたとしても。そんな愁傷なこと言わないかもしれませんが…。
私がそんなことをぼんやり心の中でつぶやいている間に、娘はあっという間に 再び 滑り台の上に登っていた。
今日は何回滑れば気がすむかなぁ?
夫とキャッチボールをしていた息子が、そんな娘に気付いて、走ってきて仲間入り~!
心配性な息子は、いちいち娘に手を貸そうとしたり、抱き上げたりしようとする。
娘ときたら、自分ではできない事や 楽をしたい時には、すぐに抱きついて甘えるくせに、いざ滑り台を滑る時には、一緒に滑ってあげようとする息子に対して 「いやっ」 と突き放す。
げんきんな奴だ。
ひとしきり遊具で遊ぶと、今度はフットボール。
夫と息子がパスしたりキックしたりする すぐそばで、娘がサッカーボールをドリブル。
そのうち息子が、そのサッカーボールを奪ってちょっかいを出すので、娘が怒って追いかけっこが始まる。
パスの相手がいなくなった夫が、今度はフリスビーをなげ始めたら、たちまち「俺も!」「わたしも!」と子供達がわらわら寄っていき、今度はフリスビーだ。
フットボール と サッカーボール と フリスビー が入り混じって、しっちゃかめっちゃかになりながら、子供達は子犬のように走り回っていた。
夫が 俄然 張り切って、翌日の日曜日も同じ公園へ行く。
今度はソリ持参。
この公園には芝の傾斜があり、ソリ遊びができる。
といっても芝はほとんど剥げてしまっているので、いつも土埃がひどいのだが、このところの不定期な雪で だいぶ ぬかるんでいる。
おかげで2才の娘でも 手をつかずに登れるし、ソリもそれほどスピードがでない。
やっぱり…娘は少しも臆せずソリに乗り込む。
土の状態がこんなふうで良かった。
それでも ひとりで滑らせるのは危険なので、息子に後ろに乗ってもらう。
こんな時は、息子がいてくれて、本当に助かる。
私が一緒に乗るより、よっぽど安心して任せられる。
それにしても、娘がこうして一緒に遊べるようになって、とても良かった。
昨年の今頃、引きこもる息子を連れ出そうと公園で遊んでいた頃は、娘はまだまだ赤ちゃんで、どうしても私か夫が子守に徹するしかなかった。
もちろん対等というわけにはいかないが、
一緒にはしゃげる相手がいることが、どれだけ息子にとって心強いことか!
4人一緒に遊べることが、どれだけ我々家族の楽しさを増長させてくれることか!
この日、偶然にも この公園で うちのお隣さんとばったり会う。
以前ゲームのことで一悶着あって以来、なんとなく きまずくなっていた お隣のお兄さん。
そして(息子が言うには)生意気なところが苦手な お隣の妹さん。
会ってしばらくは なんとなくよそよそしい感じでいたけれど…
そこでも 何も分からず屈託のない娘の存在は大きい。
妹さんが娘をかまってくれているうちに、いつの間にか みんな一緒になっていて、
最後は例のくるくる滑り台で、4人団子状になって滑り はしゃいでいた。
楽しそうだった
このところ、活動的な息子である。
夫は、この調子でできるだけ外へ連れ出し、どんどん体を動かせたいと思っているらしい。
なんとなく分かる。
頭や心を使うより、まずは体を動かせ!
大人だって走ればすっきりすることあるしね。
以前のように、引きこもらないようにと無理やり連れ出しているわけではない。
息子がずいぶん元気だから。
おもいっきり体を動かすこと、はしゃぎまわること、走り回ること…そんな単純な楽しさをたくさんたくさん体感してほしい。思い出してほしい。
なんて、いちいち理屈をこじつけるのは、私の良くないクセかな?
ただ走り回ると爽快だから! 家族で公園がとても楽しいから!
またお外で遊びましょうね
(ただね、私のお顔は冷たい風と土埃で乾燥が進み…どんどん老化が進んでいるような気がします。)