コロンブス400周年の前後、ローマカトリックの団体「コロンブス騎士会」はイタリア系米国人の団体と協力して、コロンブス・デーの制定を議会へ働きかけた。1907年、コロラド州初のイタリア系新聞社を創設した人物の活動により、コロンブス・デーは同州で初めて公式の祝日となった。それから数年のうちに15州がこれに続き、1971年に連邦政府の祝日となった頃には、既にほとんどの州がコロンブス・デーを祝っていた。
レイフ・エリクソンデーを祝うようになったのも20世紀初頭だが、コロンブス・デーほど広く浸透することはなかった。20世紀半ばには米国の記念日(大統領がその日にちなんだ告示を発する日)となったものの、多くの人は何の日であるかすら知らない。
コロンブスがエリクソンに「勝利」したのは、イタリア系米国人が早くからロビー活動を行ったためもあるが、たとえ最初の発見者でなかったとしても、コロンブスの方がヨーロッパ人の米大陸移住により大きな役割を果たしたことも大きな理由だろう。
今日、コロンブスかエリクソンかの戦いは影を潜め、それよりもコロンブス・デー自体を祝うべきかどうかに議論の焦点は移っている。サウスダコタ州ではコロンブス・デーの代わりに「アメリカ先住民の日」を設け、ハワイ州とアラスカ州はどちらもコロンブス・デーを祝っていない。
実際のところ、コロンブス・デーに反対する人の間では、コロンブスもエリクソンも自分たちがそれまで知らなかった場所を「発見」したというだけで、米大陸にはヨーロッパ人が来る以前から多くの人々が住んでおり、ヨーロッパ人の米大陸移住にどちらがより貢献したかなどという議論には意味がない、という見方もある。
文=Becky Little/訳=ルーバー荒井ハンナ
次回は“コロンブスを航海に向かわせた、トウガラシをめぐる冒険”に続く
エベネセルズドティア氏によると、4家系はアメリカ先住民のDNAを持つ1人の女性から枝分かれした可能性が高く、その女性は1700年より前に生まれたはずだという。歴史的・遺伝学的な状況から判断して、アメリカ先住民のDNAがアイスランドに入り込んだのは、少なくとも1700年より「数百年は前」だとヘルガソン氏も話す。
ただし現時点では、1000年前にアメリカ先住民とバイキングの間に直接の遺伝的なつながりが生まれたと証明するのは不可能に近い。
現在のアメリカ先住民は、アイスランドの4つの家系とまったく同じ遺伝的変異を保持していない。ただし、関連のある遺伝的変異はいくつも存在し、その95%がアメリカ先住民から見つかっている。
一方、エスキモーとも呼ばれるイヌイットは、関連する遺伝的変異のいずれも保持していない。これは、グリーンランドにイヌイットが先住していたことを考えると、極めて重要な事実だ。
こうしたデータから、アイスランドの4家系に遺伝子変異をもたらしたアメリカ先住民族は、ヨーロッパ人の入植後に滅びてしまったのかもしれないとヘルガソン氏は推測している。
専門家によると、歴史的な記録には、アイスランドのバイキングがアメリカ先住民の女性を連れ帰った証拠は存在しないという。また、発掘調査やアイスランドに伝わる物語でも、研究論文で報告されているような個人的な関係を示唆する遺物や記述は出てきていないそうだ。「サガ」と呼ばれる物語は完全に信頼できるものではないものの、事実に基づくと考えられている。
研究チームのヘルガソン氏も、「目の前にあるのは大きな謎だ」と認める。同氏によると、謎を解明するには、遺伝的変異の大本を突き止めるしかないという。例えば、アイスランド人の遺伝的変異と適合するDNAを含んだ古代アメリカ先住民の骨が発見されれば、解決に大きく近づく。
研究論文は11月10日、「American Journal of Physical Anthropology」誌のオンライン版で発表された。
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