※このエピソードは、実は、作者の実話を元にして書いてます。笑

※なかなかの仰天エピソードなので、盛り込んでみましたー!鳥肌立てながら、読んでいただけると嬉しいです。笑

 


 

さて、2人目も計画分娩だったレイナは、夫の立会いのもと、出産日を迎えた。


 

1人目の時の教訓を得て、2人目の出産時には、麻酔の量を3倍に増やし、絶対に麻酔が切れることがないように、万全の準備で挑んだ。


 

どうやら、麻酔の効きは、アルコール分解しやすいかしにくいか…みたいなところが影響するらしく、レイナは、本来、お酒に強い体質で、麻酔が効きにくい体質だということを、医者から説明された。

 


 

1人目以上に大きい、4000g超えの大きな男の子を出産し、なんとか、長男の嫁としての務めを果たしたレイナだったが、この出産は、レイナにとって、かなり深刻な出産だった。


 

 

バースプランといって、出産時、妊婦さんが、どんなことをしたいのか、事前にヒヤリングがあったので、出てきたばかりの我が子を抱きたいと「カンガルーケア」のリクエストを出していたレイナは、出産直後に、生まれてきた息子を胸に抱き、安堵の気持ちと、新しい命の誕生に感動の涙を流していた。

 

 

「赤ちゃん、綺麗にしてきますねー」
そう言って、助産師さんが、赤ちゃんを抱きかかえて、レイナのそばを離れた直後に、急激な疲労感に襲われた。

 

 

「赤ちゃん大きくて、子宮の戻りが悪いので、収縮剤打ちますねー!」

そう言って、肩に、筋肉注射を打たれ、レイナはフーッと息を吐いた。


 

レイナの足元では、助産師さんと看護師さん、医師たちが、騒々しく動いていた。


 

「ちょっと、ガーゼ持ってきて!!!」

 

「急いで!!!」

 

そんな声が、分娩室内に響き渡る。レイナは、その叫び声を遠くに感じながら、急に呼吸が苦しくなるのを感じた。


 

フーッ…フーッ…と肩で息をするようになり、次第に息苦しさを感じ、近くにいた看護師の腕をつかんだレイナだったが、次の瞬間、すーっと意識が遠のき、レイナは、自分の頬を、看護師に叩かれている姿を、上から見ていた…。

 

 

※作り物でも、ホラーでもなく、現実にあった話なので、眉唾ものだが、これは作者が実際に経験したことで、それを主人公のレイナに当てはめているため、興味のある方は、コメント欄でご質問お待ちしてます。笑

 

 

レイナブログは基本的にフィクションだけど、たまーにレイナのリアルエピソードが入っていますチューこれはまさにリアルなお話でしたー飛び出すハート