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ぼてさん、時々ベンジャミン、たまにJW.org

エホバの証人に対する記憶、気持ち、想い、葛藤、未来を書いています。

最近、ひげ入りコーン茶がお気に入りで飲んでるんですけどね。私良く知らないんですが、昔に流行ったらしいですね。遅く流行に乗っていくぼてさんです。

このお茶がですね、便秘に効くのですよ。私、抗鬱剤を結構多く服用していて便秘なんです。ちょっとやそっとの下剤ではお通じがなく、液体の下剤を使っても2日や3日に一回出るくらいです。
それがですよ、下剤+ひげ入りコーン茶を毎日1リットル飲むと毎日すっきり出ます。
快食快便ですよ。おほほ・・・

閑話休題。

そんなわけで、雇用契約もなくベテラーの下で働くことになり、緩い時代だったんだなぁと感慨もひとしおと言っている訳にはいきません。
ここから地獄のデータ入力のお仕事が始まります。そして、ベテラーベンチャーはどこからともなく人を集めてきてだんだんメンバーが多くなってきました。

この当時パソコンのOSはWindows98SEが出た頃です。一般家庭では光回線もADSL回線もなく、良くてISDN、ふつうは電話回線にモデムという、今の若い方には??な時代でした。
もちろんUSBメモリなんてありませんよ。USBという規格が出来た時です。データの受け渡しにはFD(フロッピーディスク)、大容量だとMOですが、私以外誰も持っておらず。もうすぐCD-Rが出現するような時期です。

データ入力は、紙ベースで元データをもらい、それを指定されたフォーマットで入力していきます。元データは大昔の新聞のようなもので、ひたすら文章を入力し、旧字体も忠実に入力しなければなりません。漢字の変換ソフト(IME)も容量がなく、今に比べて思いっきりバカです。そのたびに漢字を調べて・・・入力です。表があればタグを組み立てて表を作ります。タグを表にして表示するソフトがありませんから、納品後エラーにならないように必死です。

時代ゆえにそんな苦しいデータ入力だったとご認識下さい。

私の仕事は、そんな紙データを”ひとつかみ”もらい家に帰って、ヒィヒィ言いながら入力します。さきほど、メンバーが多くなってきたと書きましたが、当然少数精鋭ではなく珠玉入り乱れた状態です。なぜか、私が地域のリーダーになり何人かをまとめる役目を仰せつかりました。
何人かといっても、全員が同じ会衆ではありませんから、そのメンバー宅まで15分から45分かかるわけですよ。「トラブル、分からないこと何でも言ってねぇ!! 解決するよ!納期に間に合なさそうだったら言ってね。再振り分けするから!」
ええ、もちろんリーダー手当貰ってますよ。

この仕事たぶん時給換算で300円程度だったと思います。
いま、在宅の仕事をするとデータ入力だと時給換算で100円ぐらいだと思います。今はWebでター入力できますから管理の費用は貰えませんからね。実質作業費だけです。文章を書く仕事ならもう少しもらえるでしょうけど。

そう考えるとたくさん貰っているような感じもしますが、電話代(NET接続含む)もガソリン代も使っていますので、同じくらいかな? でも、文句言いながら楽しかったです。

あるとき、ベテラーが切れます。
「なんで君たち入力が遅いのだ!!」「なぜたったこれだけしか出来ない!!」「JWじゃない入力作業者なんてもっと早いぞ!!」

びっくりしました、ベテラーが非JWをメンバーに入れていたのです。どこの誰かは知りません。
とにかく、ベテラーは非JWの作業者を褒めて彼(彼女?)の方法を説明します。
             ~略~
確かに理に適って速度が出る方法です。なるほどなるほど!!
その時、私の携帯電話が鳴ります・・・
「ぼてくん!! その曲は辞めた方がいい。みんながつまづく!」
リバリーヒルズコップのテーマでした。
こんな時はエホバの証人のベテラーであり長老に戻るのねぇ。
彼は怒っても道理にかなっています。しかも解決法を彼は探しているのです。

ベンチャーはどんどん進んでいきます。

なんかやばいなぁ身バレしそう・・・。


前回に頂いたコメントのためちょっとビビっているぼてさんです。
期待にそえるよう出来る限りはいたしますが・・・。気楽に楽しんでください。

まぶしい朝日を見ながら、ベテラーに聞いた。これは何ですか?と。

ベテラーいわく、
「エホバの証人の開拓者は今のままでいいと思うか?RBCに行って内装の仕事が出来ますって言ったところで大した仕事はない。だからといって、開拓者が一生ずっと新聞配達少年で良い訳がない。

エホバの証人には技術を持った人間がいっぱいるが、開拓者をしながらそれを使う場面がない。俺はそういう奴を集めてギルド(商工業者の間で結成された各種の職業別組合)のようなネットワークを作ろうとしている。

 誰かが大きな仕事を取ってきたら、それをみんなに分配し報酬も分配する。個人では分からない技術も誰かが知っているなら、その仕事を取れる。技術も身に着けることも出来る。
そして、いろんな業種に参入できると思わないか。システム設計、コンサルタント、保守、プログラム・・・・ いろんなことが可能になる。そんなのを作ろうとしている。」

ベテラー! あなたはやっぱりまぶしいよ。まぶしすぎる。太陽のようにまぶしい!

「それで、ぼてくんにも頑張ってほしい。」

え?

暗雲が立ち込めてきた・・・。

つづく



その頃の私は開拓者を目指しつつ、フリーランスのソフトウェア屋さんをしていた。
名前は格好いいけど、そんなに稼ぎもなく実家で生活してたため飢え死にはしなかった。

そして。

私のいた巡回区にベテルから帰ってきたベテラーがいた。

男の私が見てもホリがちょと深く、男前で、バリバリJW(ここは、いい意味で)で、エリートみたいだが鼻にかけていたこともなく(たぶん)、個人的には高根の花・・・、ちがうな、憧れの存在みたいな感じだった。十数年前の話だが、いまもそのイメージは間違っていないと思う。

ある夜、そのベテラーから家に電話がかかってきた。

ベテ:「夜遅くすいません。某会衆のベテラー(本当は本名ですよ)ですが、ぼて兄弟ですか?」
ぼて:「え? え? はい、そうですが」(名前を知っているから誰かすぐ分かった。でもなぜ?)
ベテ:「兄弟、聞いたところパソコンに詳しいそうですが、詳しいですか?」
ぼて:「大抵のことなら分かりますが」
ベテ:「そうですか。今から時間取れますか? ちょっと人手が足りなくって、手伝ってもらいたいことがあるんですけど」(ただ今の時間、夜の9時頃)
ぼて:「大丈夫ですけど、何を手伝うのですか?」
ベテ:「ちょっとね、来てから説明します。データの入力してほしいので、自分のキーボードがあるといいかもしれない。」

 なるほど、分かった人である。急いでデータを大量に入力したいときに他人のパソコンだとキーボードのレイアウトや微妙な位置や寸法が違うので、作業が中々進まないのである。
それは正解!!

言われた住所にすっ飛んでいくと、住宅地の一軒家である!! 元ベテラーで開拓者で長老は一軒家に住んでいた。

そしてベテラーの奥さん姉妹に招き入れられ、そこに入ると・・・。

阿鼻叫喚。8畳くらいの部屋に8人ぐらいがギュウギュウになってみんながパソコンに向かっていた。そして、みんな知らない人ばかりだ。ベテラーは電話に出っぱなしである・・・。

ぽか~んとしていると電話を終わったベテラーが「あのね、明日納品するデータの入力が全然進んでいなんだわ、手伝ってもらえるかな。」とのたまう。有無を言わさない言葉の用い方が長老でありベテラーである。

もう、何を入力したかは覚えていないが、朝くらいまで手伝った記憶はある。

とにかく次の朝は来た。

つづく