『踊り子』稽古中
連日雨天が続いてますが、そんななか毎夕、町屋あるいは西日暮里へ、菅間馬鈴薯堂の稽古に通っています。
「台詞は音でしか表現できない、台詞は音に意味と価値がある」「声に色々詰まっている。演技はおまけ」など、演出の菅間さんが一番言うのは、音(声)についてです。
かといって、台詞の意味内容に沿うような、声色の工夫をしようとすると、「意味に頼ると退屈になる。日本語の意味に救われようとしないように」「喉から上で意味を言おうとしないように」「俳優らしいような言い方や、言いやすい楽なリズムを、壊すように」などの、ダメ出しが来ます。
「台詞は相手に言うものではなく、まず、自分に言う」「自分に言う(自分自身に当てる)ために、まず大きい低い声で、お腹に当てるように台詞を言う」というのを基本として、多彩な音を出していく、といった稽古をしています。
上演時間はおそらく80分位の、濃い芝居になりそうです。
タイトルは『踊り子』で、伊豆・湯ヶ野の木賃宿に宿泊した踊り子一行と、同宿の市井の人々との交感を描きます。
以下、公演の詳細です。
菅間馬鈴薯堂 第35回公演「踊り子」
劇場:劇団一の会 ONE'S STUDIO(練馬区旭丘1-10-10 TEL050-3379-2826)
西武池袋線・江古田駅より徒歩8分/都営大江戸線・新江古田駅より徒歩14分
劇場ご案内図 http://gekidan-ichinokai.com/studio.html
公演日程:2016年10月12日(水)~17日(月)
12(水)19:30~
13(木)19:30~
14(金)15:00~、19:30~
15(土)15:00~、19:30~
16(日)16:30~
17(月)19:00~
開場は、開演の20分前
チケット料金:前売&当日¥3,000
シニア¥2,500/大学・専門学生¥2,000/中・高生¥1,000
(日時指定・全席自由席)
台本・演出:菅間勇
出演:稲川実代子・舘智子(タテヨコ企画)・加古みなみ・鬼束桃子(アークシップ(株))・茂木愛美
植吉(Itoo office inc.)・じょじ伊東・西山竜一(タテヨコ企画)・村田与志行(ボタタナエラー)・加藤和彦・河内拓也(劇団ステア)・市川敬太(劇団ステア)
HP-URL http://sugapo.sakura.ne.jp/
2010年の炎帝
先日見ていたニュースの天気予報で、今年襲来する夏の暑さは、記録的な猛暑となった2010年並みだと予測されていました。もう6年前のことなので、そう言われてもすぐに思い出す人は少ないかも知れませんが、僕はその年の強烈な酷暑を鮮明に覚えています。当時住んでいた僕の六畳一間の部屋にはエアコンが無く、昼も夜も蒸風呂でした。以前読んだ俳句歳時記によると、暑い夏をつかさどる神を炎帝というそうですが、その六畳一間の中はまるで、炎帝の怒りが充満しているようでした。
昼間は仕事で外出していることが多く、休みの日も用事を作って外出したので良かったのですが、問題は、炎帝に支配された熱帯夜です。扇風機をつけて服を脱ぎ、脱水症状を起こさないよう水分をしっかりと摂り、冷凍庫からアイスノン枕を出して布団に置くという、戦闘態勢で横になりました。実生活で疲れた体を休めながら夢を見る、それが本来の睡眠というものですが、その時の寝るという行為は強引にでも、明日のため体を休めなくてはならないという、厳しい現実的な行為になっていました。炎帝との闘いです。夢なんか見る余裕は無く、たまに見たとしても脈絡の無い不安な夢を少しだけ見て、うなされて目を覚ましていました。どうしても炎暑に勝てない夜は、服を着て近所のマンガ喫茶に行って、お金を払って宿泊しました。家賃を払って住んでいる部屋から、怒った炎帝に追い出され、お金を払ってマン喫に泊まる、そんな2010年夏でした。
いま住んでいる部屋にはエアコンがあるので、日中極暑を味わっても、夜はエアコンを利用して、本来的に眠れそうです。炎帝との格闘を放棄して、ヒートアイランド現象の一因とされる、人工排熱の増加に加担しながら。
炎天と いふ充実を ふりかぶり (能村登四郎)
6年前、僕は闘っていました…
ニュースを見て
今日見たニュースの大半は、避難所の厳しい実情についての報道でした。その他GWを間近に控えた、観光業への深刻な影響についても報じていました。でも少しだけですが、授業を再開した小学校があるとの、前向きなものもありました。僕は中学の修学旅行で、阿蘇山の火口を見学した事があり、その大迫力は今でもよく覚えています。また由布院へは僕の両親が、旅行で何度か行った事があり、とても良い温泉だと聞かされた覚えがあります。いつかまた阿蘇山、それから由布院へ、僕も旅行に行きたいと思います。
