アキギリ属

 

サルビアの仲間の国産品です。

 

・・・名前はどうも秋の桐、という意味で、秋に咲く桐の花のようだ、ということですね。

 

桐の花の写真が無いのですが、ネットとかで見る限り、まあ、似てる、て思えば少し似ている、くらい?

色が似てる?

 

うーむ、

しかし、名付け親の人は似ていると思ったんでしょう・・・

 

というわけで、まず、属の盟主、アキギリ

 

シソ科アキギリ属

8月~10月

本州中部から近畿

2012年10月14日

愛知県新城市

あまり見ないです。っていうか、これまでここでしか見たことない。

 

キバナアキギリ

9月~10月

本州四国九州

2011年10月2日

埼玉県武蔵丘陵森林公園

 

2011年9月17日

東京都八王子市

ちょっと凶暴な顔してますね。

 

次は名前の由来に「諸説あり」タムラソウさんたちです

 

一説には、この花が群生するので、屯(たむろ)する、ってとこからタムロソウ、タムロソウ、タムラソウ、になったみたいな。

また一説には、紫が多いから、多紫で、タムラキソウ、タムラサキソウ、タムラソウ、みたいな。

あざみの仲間でタムラソウがいるけど、それとは似ても似つかないからな~

 

参考:タムラソウ

親戚には見えない・・・

 

ま、いっか。

まず、秋に咲くのが・・・

 

アキノタムラソウ

7月~11月

本州四国九州沖縄

2013年9月22日

岐阜県山県市

 

2009年10月4日

徳島県黒沢湿原

 

花のアップ

2008年10月13日

岐阜県多治見市

 

ナツノタムラさんとそっくりだけど、雌しべが長く伸びてこないことで区別できますね

 

では、夏に咲く、

 

ナツノタムラソウ

6月~8月

本州関東中部近畿

2011年7月9日

群馬県片品村

 

アキギリ属最後は、NT(準絶滅危惧種)

 

ミゾコウジュ

5月~6月

本州四国九州沖縄

 

2009年5月15日

埼玉県さいたま市

 

アップにすると、たしかにアキギリ属・・・

 

青っぽい品種

 

ミゾコウジュ(溝香需くさかんむり)って何?と思って調べると、

すごく重々しい感じで、

「溝に咲くこうじゅのこと」

ですって。

「溝」はわかるよ、わかる、僕にも。

だから、同じこと書ける。

きっと溝のこうじゅですよ、これって、みたいに。

 

そして、こうじゅとは・・・調べるとどうも、「ナギナタコウジュ」のことらしく・・・。

漢方で薬になるのがナギナタコウジュで、これを「コウジュ」というらしいです。

 

参考:ナギナタコウジュ

 

だから、ミゾコウジュは、溝に生えるナギナタコウジュだったんですね。

再発見!