DV旦那の食道がん手術

手術前の
いろいろな検査で大変でした
一番、大変だったのは
上部消化管エックス線検査
バリウムを入れて癌の位置を撮影するようで
あっち向いたりこっち向いたり
気持ち悪いしゲップの我慢やらとかで…
終わった後、珍しく文句も言えないくらい
憔悴してました。

消化器外科執刀医と初対面
50歳代の落ち着いた感じ
食道亜全摘手術の説明
食道を切り取った後、胃を筒状にして吊り上げる
聞いてるだけで気絶しそう
手術時間は10時間予定

術後の症状の説明の中で
「乱暴な言葉、怒鳴ったりする
せん妄と言う症状が出ることがあります。
奥さんは、ご主人の変貌ぶりに、ビックリしないでください。」
と言われて
思わず
いつも、そうですからビックリしません。
と言っちゃいそうでした。

この消化器外科の先生は
消化器内科の先生から
この患者は要注意ですよって申し送りされてないのかな…

「手術について何か質問は?」
に対して
「10時間の手術の間、先生はトイレや食事は
どうするんですか?」
ってDV旦那の質問に
そこかい?と吹き出してしまいました。

「大丈夫です。前半後半と医師がかわりますし五人の医師で手術しますので
ご心配無用です。」
と、さすがだ。落ち着いた回答。

そして手術
病室で、ひとり12時間、待ちました。
食料や雑誌も用意して
ゆっくり、お昼寝しましょう
と思っていましたが
妙な緊張感で
DV旦那の…手術の成功とか失敗とか…
全然、心配してないのに…
眠れず…

手術が終わり執刀医の説明
「3領域リンパ節を77個、取りました。
手術は成功です。切り取った食道を見ますか?」
「見たくないです。」
私が、そう答えると執刀医は少し残念そうに
「そうですか…」と言って
銀色のトレイの台車を奥に引っ込めました。
友人から
見ない方がいいよ。焼き肉、特にホルモンが食べれなくなるから
って忠告をされたこともあるけど
DV旦那の内臓なんて、見たくない。 

ICUで麻酔からさめたDV旦那と対面
いろんな管がいっぱいあって
大手術だったんだと改めて実感
DV旦那の目がギラギラしてて怖い
痰がからむのが苦しいようで
頻繁に喉を指差して看護師さんに吸引してもらってる
「奥さんが来てますよ」
と看護師さんに言われても
私の方を見ること無く
喉を指差し吸引をしてくれ〰と必死

すごい苦しそう

「お疲れさま」
と労いの言葉を掛けることも忘れてしまった…

術後…復活するまで
相当、大変な印象

私…この先
不安ばかり…