いつかの個人懇談での事。
「合理的配慮って言いますけどね、社会に出たらそういう配慮ってしてもらえないことが
ほとんどなんですよ」
こういうことをおっしゃられました
先生を批判しているわけではないです。むしろ、どちらかというと良い先生です
結局のところ、平均以上にいる子が、退屈に耐え、動きたい欲求を制御して日々過ごしているとしても
それは他の大多数にとってはわりとあたりまえに出来ることをやっているにすぎなく
(例えば、離席しないで授業時間を過ごす。気になるものがあって衝動的に動きたいのをぐっと我慢する。既に習得している内容を繰り返すなど)
配慮してまでそれ以上伸ばす必要あります?
もっともっと勉強が遅れていたり出来ない子がいるんです。
どこかで諦めたらどうですか?っていうメッセージなんですよね。
我が子にとっては、1コマ50分程度の授業を一日に何回も繰り返し
ずっと席に座っていることは割と努力して出来ている事なんですが(自宅では出来ない)
同期発達の子たちにとっては当たり前ですものね。
親としてはですよ。
WISKの検査結果も提出して
気が散りやすいので前の方の席に欲しいと何度も伝えてるんですが、
立ち歩くこともしませんし、勉強も遅れないんですよね。
なので一番後ろの席にされるのもよくあるんです。
勉強ができてしまうと、合理的配慮はされないのが現実です。
まわりが動き出したらちらっとまわりをのぞき見て
「ああ、今はこれなんだ」
と理解し、取り組みだしたら早いので、他の子より早く仕上げることができたりしてます。
なんといいますか付け焼き刃で学んでいるような感じです。
今はそれでなんとかなっているかもしれませんが、このやり方では
そのうち限界が来ると思っています