友達からお借りした本を
やっと読めた。
読みやすくて
本なんて全く読まないウチが
なんと2日で読めた本なんやけど、
まぁとにかく
手に取るまでに時間が掛かった一冊

【アルケミストー夢を旅した少年ー】
実はこの本、
4〜5年前にも友達に薦められたけど
その時は断ってしまった。
読み終わって
なんであの時断ったのか
分かった気がした。
多分あの時に借りて読んでも
表面的なストーリーだけを読んで
内容は理解っていうか
ウチの経験と知識のピースが足りなくて
納得?出来なかったんやと思う。
今回この本を読んで思ったのは
「今まで聞いてた事がこの一冊に詰まってる!
」

って事

ストーリーが進むごとに
「あ、コレはハッピーちゃんが言ってた!」
「あ、こっちはあの動画で見た!」
「これはあの人が、あの本で」
「コレも、コレも、コレも!」ってなって、
ラピュタのムスカみたいに
「読める、読めるぞ〜!」状態になった

今までに得たピースが
面白いぐらいにハマっていく感覚と
本の難しい言い回しが
自分の中で自動変換されて
ストンって落ちる感覚が
ホンマに気持ちよくて不思議やった

準備が出来たから
この本が読めたんやって
読み終わってから嬉しくなった

ネタバレになるけど、
「この二、三行を知るために
たくさんの本がある」のと同じで、
この一冊を理解するために
(それだけじゃないけど
)

色んな人の言葉や考え方、自分の経験、
それらがちゃんとウチの中に浸透してる
必要があったんやね

今やから読めた本。
必要なモノは
準備が出来た時にやってくる。
ホンマにそう思わせてくれた
不思議な一冊やった
