強者の逆鱗に触れた。答えはただそれだけのシンプルなもの。

強者は罪あるものと認定した種を絶やすべく、手当たり次第に焼き払い(殺虫スプレー)、叩き潰し(新聞紙)、踏み潰し(フットスタンプ)、現場(主に部室棟)は地獄絵図と化した。




種が何処へと姿を暗まして、一応の安息を得て数ヶ月…

年の下半期初日となる7月1日午前1時…強者が至福の時間である風呂から上がったところ…

何やら脱衣場でキョロキョロと何かを探している強者の祖母。

強者が「寝巻き着るから一度出てくれ」と尋ねたが、祖母曰く、

「和室のふすまを開けたらいきなりが顔にぶつかってきて脱衣場の衣類の下に逃げたからその辺の服の上から殺虫剤かけた」とのこと。



………………。



自分の寝巻きを拾い上げると、殺虫剤で湿っている感触。

そしてもがいているG。

強者は再び怒り狂った。

半裸のままほうきとちりとりを取り出し、Gを早朝スズメ達が楽しく飛び交う電柱付近に捨てた。

「朝になってついばまれてしまえ。生き残ってても踏み潰してくれる!!」

強者はすぐには殺さず、嬲り殺すことを選んだ。


至福の時間と安眠を妨害された恨みをもって、今再び戦争の開戦、いや…虐殺の始まりである……


~二年生編・序章 完~


出演

強者=botamoti1002

祖母=botamoti1002の祖母


Special Thanks

全世界に億単位以上はいるだろうG