倉吉市の関金温泉「関の湯」から何ヵ所か道の駅を回り、湯梨浜町の東郷温泉に来ました。

ここ「東郷温泉」には、以前より気になっていた、マニアの方々には有名(?)な共同浴場があります。こちらです。ただの散髪屋さん…ではないですよ。電柱の横に「寿湯入口」と書いてあるのが見えますでしょうか。これから行く「寿湯」は、この理容シミズさんが管理・運営されているのです。

こちらが入口。めちゃくちゃ狭い!!
ナニコレ珍百景にも出たことがあるとか。

人ひとり通るのがやっとの幅。
大きい人は多分通れない!!(爆)

狭い通路を抜けた先、ここが「寿湯」。
入口は男女別になっており、左側が男湯、右側が女湯になっています。

通路から入口までを動画で撮ってみました

番台は無人ですが、呼出ボタンを押すと理容シミズからご主人が来てくれます。ここで料金を支払っても良いし、理容シミズで支払ってもOKOK
僕は車を停める場所を聞きたかったので先に理容シミズで支払いました。

入浴料は大人200円。洗髪料1回50円。
営業時間は8時~20時、第1・第3月曜定休。

脱衣場はこんな感じ。
ロッカーは鍵付きだけど鍵がかからなくなっていたような。(ちょっと記憶が曖昧)

高いところに平成4年の少し古い温泉分析書が掲示されていました。
源泉温度70.5℃だってえっその他昭和初期の鉱泉使用許可証やら湯屋営業許可証が額縁に入れて飾ってありましたが、後から写真撮ろうと思っていたら撮るの忘れて帰ってきましたw

さーて、いよいよ入浴!
浴室には3人サイズの浴槽が1つ。
めちゃくちゃ熱いと評判の寿湯。
恐る恐る手を付けてみると…
あかん!めちゃくちゃ熱い!!メラメラ
過去経験したことがないぐらい熱い滝汗
先客がいなかったため、加水されずに長い間アツアツの源泉のみが投入され続けており、めちゃくちゃ熱くなっとる!!
でも、加水されていないということは新鮮な源泉100%の状態で入浴できるグッド!

ゆっくりしっかり掛け湯をして…いざ入湯!
「アッツイナァー!!」
熱すぎて何度あるのか分からん!(爆)

加水用の蛇口やら、熱い源泉を逃がす樋やらあるけど、そんなもんは使わん!気合ダァー
蛇口回りの析出物が温泉成分の濃さを物語っていますね。
全身浸かると、熱さが身体に染みて少しピリピリする感じがあるも、それが意外と心地よくクセになる得意げ でも3分が限界!あせる

3分入浴⇒窓全開で体冷却 を何度か繰り返し、15分ほど入浴。
まだ行けそうな気がしたものの、これ以上入ると危険な感じがした(皮膚がただれそう)ので止めときました(笑)

<泉質>含弱放射能-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(1)泉温 70.5℃
(2)湧出量 記載なし
(3)pH値 記載なし
(4)知覚的試験 記載なし
(5)ラドン含有量 44.2×10⁻¹⁰ Ci/kg
成分総計 1.49g/kg
温泉利用状況に関する記載なし(加温なし・加水あり・かけ流し・消毒なしと思われます)

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インターネット上で2号・4号泉の比較的新しい温泉分析書を見つけました。概ね成分は同じですが、カルシウムイオンの量が少し多く、ラドン含有量が極端に下がり、泉質名が「カルシウム-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」に変わっています。温泉は年月と共に性質も変化していくので、ひょっとしたら今は含弱放射能泉にはあてはまらなくなっているのかもしれません。

東郷温泉「寿湯」、クセになる熱さの良いお湯でした~音譜
また行きたいですね~