倉吉市の関金温泉「関の湯」から何ヵ所か道の駅を回り、湯梨浜町の東郷温泉に来ました。
ここ「東郷温泉」には、以前より気になっていた、マニアの方々には有名(?)な共同浴場があります。こちらです。ただの散髪屋さん…ではないですよ。電柱の横に「寿湯入口」と書いてあるのが見えますでしょうか。これから行く「寿湯」は、この理容シミズさんが管理・運営されているのです。
通路から入口までを動画で撮ってみました
高いところに平成4年の少し古い温泉分析書が掲示されていました。
過去経験したことがないぐらい熱い
先客がいなかったため、加水されずに長い間アツアツの源泉のみが投入され続けており、めちゃくちゃ熱くなっとる
でも、加水されていないということは新鮮な源泉100%の状態で入浴できる
ゆっくりしっかり掛け湯をして…いざ入湯!
「アッツイナァー!!」
熱すぎて何度あるのか分からん!(爆)
加水用の蛇口やら、熱い源泉を逃がす樋やらあるけど、そんなもんは使わん!気合ダァー
蛇口回りの析出物が温泉成分の濃さを物語っていますね。
全身浸かると、熱さが身体に染みて少しピリピリする感じがあるも、それが意外と心地よくクセになる でも3分が限界!
3分入浴⇒窓全開で体冷却 を何度か繰り返し、15分ほど入浴。
まだ行けそうな気がしたものの、これ以上入ると危険な感じがした(皮膚がただれそう)ので止めときました(笑)
<泉質>含弱放射能-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(1)泉温 70.5℃
(2)湧出量 記載なし
(3)pH値 記載なし
(4)知覚的試験 記載なし
(5)ラドン含有量 44.2×10⁻¹⁰ Ci/kg
成分総計 1.49g/kg
温泉利用状況に関する記載なし(加温なし・加水あり・かけ流し・消毒なしと思われます)
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インターネット上で2号・4号泉の比較的新しい温泉分析書を見つけました。概ね成分は同じですが、カルシウムイオンの量が少し多く、ラドン含有量が極端に下がり、泉質名が「カルシウム-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」に変わっています。温泉は年月と共に性質も変化していくので、ひょっとしたら今は含弱放射能泉にはあてはまらなくなっているのかもしれません。
東郷温泉「寿湯」、クセになる熱さの良いお湯でした~
また行きたいですね~