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今日は、政府が農家に対して実施している「経営所得安定対策」についてです。
$botakeのブログ-経営所得安定対策
これは農林水産省が配布指定いる資料です。
農林水産省のHPで、閲覧出来ますから興味の有る方はご覧下さい。
この資料40ページもあります。
全部理解するのは至難の業です。
私の能力不足もありますが、「これでもか」と言う位判りにくく成っています。
兎に角、この資料を基に語って行きます。

●経営所得安定対策とは?
販売価格が生産費を恒常的に下回っている作物を対象として、その差額を交付することにより、農業経営の安定と国内生産力の確保を図るとともに、麦・大豆等への作付転換を即します。
となっています。
文章だけ読めば「保証されていいな」とお思いかも知れませんが、もう一度読んでみてください。
「その差額を交付することにより」つまり、「販売価格と原価の差は保証するけど、この作物を作っている限り利益は出ませんよ」と言う事です。
通常の会社であれば、販売価格が原価を上回っている場合、「利益」として出ますよね。
「利益=儲け」が期待出来ない作物を作れってどういう事なんでしょうか?
「原価に人件費が含まれてるんだから、それで生活出来るでしょ?」と言う事なんでしょうか?
多分この文章を考えた人は、こんな突っ込みされるとは思っていなかったんでしょうね。
結局「農業に利益を期待しないでね」と言われているようです・・・
あんまり愚痴っていても仕方ないので、先に進めます。

●水田活用の直接支払交付金
水田で麦、大豆、米粉用米、飼料用米等の作物を生産する農業社に対して、主食用米並の所得を確保し得る水準の交付金を面積払で直接交付します。

つまり、「減反政策で主食米を作らなく成った水田で、主食米以外を作れば交付金を上げますよ」と言う事です。
例えば米粉用米の場合「8万円/10a」の交付金が出ます。
米粉用米の買取価格を「2400円/30kg」として、耕作面積30aで計算してみます。
収穫量を「500kg/10a」とすると、収穫量は「(500kg/10a)×30a=1500kg」となります。
米粉用米の販売価格(政府買取価格)は「1500kg×(2400円/30kg)=12万円」です。
ここに交付金の「(8万円/10a)×30a=24万円」を足すと「12万円+24万円=36万円」となります。
通常の主食用米は「1500kg×(7100円/30kg)=35万5千円」です。
どうです?
だいたい同じ金額になりますよね。
金額が同じなだけで「利益」が出ないのに変わりは有りません。
どうしてこのようなややこしい事をするんでしょう?
「交付金」という形を取らなくても、主食米と同じ金額で買い取って、政府の方で必要な分だけ米粉用に配分すれば済む事です。
当然交付金の申請手続きは必要なので、手間や紙代など無駄なような気がするんですが・・・
「減反政策」を進めた手前、出来ないんでしょう。
自分たちが進めた政策に縛られて、自分たちの仕事を増やしているだけなんですけどね。
こんな無駄を省いていったら、公務員の数をかなり減らせると思いませんか?

●米の直接支払い交付金
米の生産数量目標に従って生産(耕作)を行う農業者に対して、「標準的な生産費」と「標準的な販売価格」の差分に相当する交付金を直接交付します。

かなり長く成ってきましたので、続きは次回にさせて頂きます。
申し訳ございません。