2/24(金) 
 もちろん晴れ

朝は8:00頃起きて朝食のあとバスのチケットを取りに行く。
ツクイくんと2人チャリンコを一台借りて二人乗りで行く。
途中銀行でお金をchangeしてもらい。そのあとツーリストへ。着いてみるとofficeが閉まっている。
朝は10:00までだという。今10:07、くそ!という感じ。それで、しぶしぶ戻ることになった。

腹痛が残っていたので、薬局で薬を買おうと思い、セントラル近くで薬局を見つけた。
シノダくんに教えてもらった「銀蝶」という漢方薬の胃腸薬があるか聞いたら置いていないと言う。
向こうの薬局に行けと言われ、上海なんたらと入口に書いているお店があったのでここだろうと思い入る。
ところが、ここが薬局でなく診療所だった。
まぁそこに座れ、と言われ待っていると、順番が来て、症状を言って脈をとったり舌を見たりする。
何か注射を打つと言う。
大丈夫かいなと思っていると、こっちへ来いと言われ奥のベットに座らせられる。
そこに1人のおばちゃん(ねえちゃん?)がいて「大丈夫ね」と日本語で話しかけてくる。
その人によると点滴を打つらしい。それで元気になるという。あなたは疲れて栄養が足りなくなっているから補給する、という。
まあいいかと思い値段も12$というので1,200円で点滴してくれるなら安いほうだろうと思い、OKして打ってもらう。
ただそれが2時間もかかった。まぁすることもなかったのでゆっくり昼寝をさせてもらったが1人だったらかなり不安だったと思う。ツクイくんがいてくれたので安心しておれたんだと思う。

点滴後ほんと元気になって歩いてマーケットへ、そこでアンコールで会ったツアーの日本人の女の人に会う。
やはりホテルカンボディアーナに泊まっているという。超リッチ。
それから近くでチャーハンを食べて、(食欲が回復していたので)そのあと歩いて(思い切り元気) バスチケット売り場へ。そこでチケットを12$で買う。

一旦G.Hに戻り洗濯したり絵ハガキを書いたりしていたら4時半になった。S.Wくん、T.Nくん、ヒラカワさん(先の中国で一人旅していた人)、他一人に書く。
そのあとツクイくんとG.P.O.経由で旅行代理店へ行ってみると同じ代理店だった。
でも彼は50$、オレは48$とはどういうこったい?
ヒビくんも来ていて、彼は病院の後ここに来て待っていたと言う。しばらく待ってVISAが手に入った。これでベトナムに行けます。帰りに実家にTELする。

G.Hに戻った後、ツクイくんが見つけたというレストランへ晩飯を食べに行く。
腹は最悪だったのであまり食べれなかった。
 みんなで焼肉とチャーハンとビールで4$は安い! 
 川沿いには店が2つあって1つはやけに豪華だった。でも入口で丁寧に断られてこの2つ目の店へ。
こちらは前のに比べると格段に品の良さはなかったけど安そうだった。それでここに入ったんだけど、やはりおしぼり代やら、つまみ代が取られて4$になったという訳。
いつもは晩は平均1$弱で食事していたのでこれは本当は高いんですよ。
中国の時と比べるとかなり安くあげています。残ったお金は旅の後半で楽しむつもりです。
食べたメンバーはオレ、ヒビくん、ツクイくん、ナカムラくんの4人。
シノダくんは4時にバンコクに向けて立った後だった。彼とはカンボジアでずっと一緒だった。
もう会うこともないのだろうかと思うと少しさみしい気がする反面、それこそが旅なんだなと思う。
また次の新しい出会いがあって、そうやって旅は続いていくんだと思う。

(写真: 1ドルの食事。ちなみにこの日の晩飯ではありません)

明日は早いということで、みんなと別れた。
G.H.一階のレストランで昨日のあんみつ屋通いの彼に会った。Heart Brokenだと言う。
彼女は結婚していて子供もいることがわかったという。それでも急に行かなくなったら、なんだこの日本人、私が目当てだったのね、と思われたくないのでまた行くと言っていた。
それからしばらくして彼はオレの部屋にやってきて、5円玉はないかと聞く、これをGood Luckということで彼女にあげると言う。
オレもそんなことしたなあと、成都で会った女の子のことを思い出してしまいました...。これがまた旅の甘酸っぱい思い出になるんだよなあ。
そして夜は更けていく。