この建物こそ国土交通省の総本山(たぶん違う)、関東運輸支局群馬支局だ。「1」の文字が神々しい。この番号、数年前にできたもので、陸運局の敷地内にある全ての建物に振られており、看板等の手順説明にはこの番号を表記している。あまりにも手順がややこしい為の処置だろう。親切になったものだ。ちなみに書類を購入したところは「3」。納税のスタンプを押してもらったところは「2」だ。順番通りになってはいないが、ユーザー車検だけのための施設ではもちろんないので仕方ない。この中のユーザー車検受付窓口に先ほどの書類を提出する。場慣れしていない人はヘンにカッコつけずに、むしろできる限りおどおどした方が良い。その方が親切に教えてもらえるからだ。
身のこなしがスムーズだったり、たまたまツナギやオーバーオールを着ていったりしてしまうとプロと間違われるので注意が必要だ。
身のこなしがスムーズだったり、たまたまツナギやオーバーオールを着ていったりしてしまうとプロと間違われるので注意が必要だ。
これが検査の時に使う用紙。ここに、サイドスリップ、排気ガス、ブレーキ、ヘッドライト、スピードメーター、下回り、保安・灯火装置の7つのスタンプを押してもらえれば晴れてクリア。新しい車検証と引き換える事ができる。
書類をひと通りチェックしてもらっていくつかのハンコをついてもらったらいよいよ検査場に並ぶ。時間帯が15時頃と遅かったせいもあるが、レーンが2箇所ほどメンテナンス中の為使用できず、かなりの渋滞。何度か来ているがこんな事は初めてだ。周りはプロと思わしき人ばかり。まさに男の戦場、鉄火場だ。と思ったら女性も結構いる。出で立ちからしてどうやら自動車販売店や整備工場の事務員のようだ。仕事でやっている人にとっては一日に何台通せるかで上がりが大きく違ってくるので、この渋滞はよりイライラするだろう。ましてピクニック気分で写真撮影しているヤツがちょろちょろしていればなおさらだ。
しかしここでアセってはいけない。こっちは素人なのだから堂々としていれば良い。ここでも先ほどの演技力が活きる。思いっきりおどおどしていれば周りの人に親切に教えてもらえるか、怒鳴られるかのどちらかだろう。
ここで並んでいる時に特殊な棒を持った検査員が近づいてきて灯火類などのチェックを行なう。ぶっきらぼうに「はいウィンカー、はいライト、ワイパー、バック、クラクション・・・」と命令され、スムーズに指示に従わないと若干ムッとされる(気がする)。体育会系の部活に入っていた人は先輩から無意味な命令を出された時の事を思い出しながら、逆らわずにやれば概ね問題無いだろう。
尚この時、室内やエンジンルームも調べられ、車体番号とエンジンの型式をチェックされる。改造車にとっては最大の山場だ。
尚この時、室内やエンジンルームも調べられ、車体番号とエンジンの型式をチェックされる。改造車にとっては最大の山場だ。
チェックが終わったら最初のスタンプをもらって検査レーンへ。ここの入り口には大きく4WD対応とある。また、ヘッドライトノマークは恐らくスピードメーターの測定をパッシングでできるという意味だろう。4WD対応でないレーンはブレーキを前後輪別々に測定したり、スピードメーターの検査の時に上からぶらさがっているボタンを押さなければならなかったりするので、慣れない人はできるだけ4WD対応のレーンに行った方が良い。
次回、いよいよ検査場内に突入する。
つづく