エアコンとオルタネーターの騒ぎでそれどころじゃなくなっていたが、トップカバー装着時にちょっとしたハプニングが起こっていた。
まずは外したデタッチャブルトップをシートの後ろに納める。このままカバーを掛けない状態だと下部しか固定されていない為、走行中ガタガタしてしまう。
トップカバーをかぶせる。少し伸縮する素材なのでピッタリフィットする。
このホックで固定する。カーペット側には元々固定用のホックが出ている。
この状態でドライブに行った先で悲劇は起こった。走行中、フロントガラスにポツポツと雫がぶつかったので念のためトップを装着しようと考え、たまたま近くにあった某外車ディーラーの駐車場に停車した。ショールームからスタッフとお客さんの視線を感じる。そう、停めたのはポルシェセンターだった。
ちょうど足車のキーヘッド(キーの持つところの部分)を取替えに行く用事もあったのでちょうど良いと考えたのだが、さすがにポルシェセンターの駐車場にフェラーリを停めるのはばつが悪い。普段968で訪問し、若干他の富裕層のお客さんに比べて肩身の狭い思いをしている事もあり、「こいつ、フェラーリを持っている事を自慢しにきやがった」と思われている気さえしてきた。
【ここはスマートさが最も要求される場面だ】
「俺は別に自慢しに来たわけじゃないぜ!あ、この車?たまたまドライブ中に通りがかったから寄っただけだけど何か?」
という空気を出しまくらなければならない。しかしそのためには、屋根を外した状態で雨が降り出しているというのは、最悪の状況だった。どんなにスマートに見せようとしても焦っているようにしか見えない。というか実際焦っている。何しろこのカバー、装着するのが初めてなので外すのも当然初めてだからだ。トップの脱着経験もまだ数えるほどしかない。注目が集まる(気がしてるだけ)。雨脚は強くなってくる。本革製の内装に容赦なく雨粒が打ち付けられる。緊張が高まる。
という空気を出しまくらなければならない。しかしそのためには、屋根を外した状態で雨が降り出しているというのは、最悪の状況だった。どんなにスマートに見せようとしても焦っているようにしか見えない。というか実際焦っている。何しろこのカバー、装着するのが初めてなので外すのも当然初めてだからだ。トップの脱着経験もまだ数えるほどしかない。注目が集まる(気がしてるだけ)。雨脚は強くなってくる。本革製の内装に容赦なく雨粒が打ち付けられる。緊張が高まる。
その時悲劇は起こった。
カバーを固定しているツマミを引っ張る事でロックが外れてホックが取れる仕組みになっており、左側はすぐに取れたのだが、右側を外す際、なんとツマミの部分が外れてしまったのだ。直接金具をつまんで引っ張ってみるがうまく力が入らない為かなかなか外れない。雨脚は強くなる。注目は集まる(気がしてるだけ)。
結局片方のホックが留まったままカバーを外してトップを取り出し、なんとか装着する事ができた。
ポルシェセンターのショールームでキーヘッドを受け取り外に出ると、雨は止んでいた。
いつもと同じようにポルシェレディがお見送りをしてくれた。