☆最終回☆ヒメは神様 仏様 | ボストン☆パグ in 湘南

☆最終回☆ヒメは神様 仏様

このブログを始めて、10数年…

主役のヒメが亡くなった時にこのブログを終わりにしようと

ずっと考えていましたが、ついにその時が来ました。

 

主役もいなくなってしまったことですし、

ヒメがいなくなった後の我が家の近況を書いて

このブログを終わりにしようと思います。

 

本当はブログをやめると言ったときに

『主役がいなくなったのなら、

自分を主役にブログを書け』とジローが言ってきたのですが、

あっさり却下です。

 

タローはヒメとの付き合いが長かったこともあり、

私の次に絆は強かったんだと思います。

(旦那の方が付き合いは長いのですが、

犬は可愛がってくれる人をよく分かっており、

誰が見ても2位はタローでしょう)

 

 

 

 

ジローの場合はタローがすでにいたので、

遊び相手はお兄ちゃんだったのですが、

タローの場合はヒメと遊んでいましたからね。

ヒメもタローが生まれたときは人間でいうとギリ30代と若かったので、

よくタローに付き合ってくれました。

 

 

 

本当に兄弟のように仲が良かったですハート

 

 

 

この時あんなに小さかったタローは今では小5で、

そろそろ私の身長を追い抜きそうです。

そして中学受験をするタローは、来年は受験生。

塾も忙しくて、日曜日はテストばかりです。

 

ヒメが亡くなった2日後に塾で復習テストがあったのですが、

2週間分の授業がテスト範囲で、

1週目はタロー自身がインフルエンザで高熱が出て寝込み、

塾を欠席(ちなみに他の家族は無事でした)

2週目でがんばって追いつこうとしたら、後半ヒメの容体が悪くなる…

 

私も自暴自棄になっており、

『タロー、もう今回は悪くても仕方がない。次回頑張ろう』と

諦めモードだったのですが、

なぜか今までで一番の高得点を取ってきましたアップ

 

社会は歴史をやっているのですが、

『元寇の2つのうち1つが思い出せなくて、

ヒメに(教えてくれるように)祈ったんだけど、教えてくれなかった』

とか謎の発言も多かったんですけどね…

注:元寇とは鎌倉時代にフビライ・ハンが日本に攻めてきた出来事

 

プレッシャーから解放されたのか?

ヒメが空から見守ってくれてると思っているのか?

 

今だけかもしれませんが、

ヒメが亡くなってからはなぜか成績の調子が良いのです。

 

その後もテストの前にはヒメに手を合わせてお願いをし、

テストが返ってきたら報告をする。

まるで、ヒメが神様か仏様になったような感じです。

 

 

 

ジローはと言うと、

そこまでヒメと仲良かったのかは謎でしたが、

マッチをすりたいがために、毎日欠かさず線香をあげていたり、

 

 

消しゴムが置いてあるのかと思えば、

よく見ると、ジローがお供えした小さなリンゴだったり、

ネギがたっぷり入ったジロー特製のチャーハンが

お供えしていたこともありました。

 

 

 

 

キャベツが冷蔵庫から出てくるたびに

キャベツの芯をもらうために寝ていても起きてやってきたヒメ。

最後の最後までキャベツを食べに来ないことはありませんでした。

 

そんな芯好きのヒメなので、

キャベツを切るたびに芯をお供えするのですが、

山盛りの芯たちがジローによってなくなっていくことも…

 

 

 

 

私に気づかれないように食べてしまっていることもしばしばあり、

私:『あれ?キャベツの芯知らない?

ジロー:『ヒメが食べたんじゃな~い?
って言ってきます。

 

ここ1年はヒメが家のあちこちで踏ん張るポーズをし始めると、

『ヒメがうんちしてるよ~』って息子たちが教えてくれていたのですが、

 

 

 

 

ヒメが亡くなった後に

ジロー:『ヒメがうんちしてるよ~』

って言うから、何のことだ?と思ったら、

 

ジローによって、これが飾られていました。

確かに…してる…

 

 

 

 

 

私もまだヒメのいない生活に慣れていなくて、

ネギを落とすとすぐに拾うクセ、

食べ物を下に置いたら狙われるから上に置くクセ、

玄関に続く扉を開けっ放しにするとヒメが落ちちゃうから必ず閉めるクセ、

目が見えなくなってからは嗅覚だけで生活をするので、芳香剤を使わないクセ…

床に物を置くとおしっこをかけられてしまうので、物を置かないクセ…などなど

そんな行動の一つ一つを当たり前のようにして、はっと気づく毎日。

あっもういないんだ…って

今まで当たり前に行っていた行動ってなかなか抜けないですね…

 

 

 

このブログを読んでいる時にタローとジローが覗いてきて、

一緒になって読んでいたこともあり、

ボストン時代のヒメの行動を説明したりしてしました。

 

ボストン時代はヒメが4歳くらいで若かったこともあって、

あの時のヒメが一番生き生き輝いていたなぁって思いながら読んでいます。

 

          

 

 

 

犬嫌いの人を見つけることが難しいくらい、

ほとんどの人が構ってくれたので、

ヒメにとっては楽しくて仕方がなかったんだろうなぁって

タローも『この時のヒメは楽しそうだね音譜』って

 

          

        

 

 

          

 

受験が終わったら、ボストンに行ってみたいとずっとタローは言っています。

理由はヒメが楽しそうだからとかではなくて、

レッドソックスの吉田正尚選手のファンなので、観戦目的です野球

 

         

 

受験が終わって、もしボストンに訪れる機会があったなら、

ヒメと一緒に歩いた思い出の場所にもう一度行ってみたいと思っています。

 

          

 


可愛いヒメがいなくなって寂しい毎日ですが、

ヒメとの思い出を胸に生きていきます。

 

 

 

 

 

最後まで読んでくれた方、

ご自身のブログに追悼の記事を書いてくれた方、メッセージをくれた方、

本当にありがとうございました。