天才か、常識人か? | 日米★つまみ食い育児ログ

天才か、常識人か?

我が子が天才だったら・・・とはどの親も一度は思うもの。
(じゃないですか? 私は大まじめに考えましたねえ。今でもまだ少しは(笑))
でも、歴史に残るような大天才の実生活を覗いてみると、とてもバランスのとれた常識人とは言えないことが多いようだ。
『天才はなぜ生まれるのか』に出てきた天才たちは、まさにその印象通り。
といっても、この本が取り上げた天才6人は、先天的障害が起爆剤になったという極端な例だけれど。

天才論で思い出すのは、以前読んだ『早教育と天才』
この本で印象深かったのは、歴史上の天才たちの多くは、「父親」による早期教育の賜物らしいということ。
これは、父親というのは母親に比べて、生活感のない、観念的な子育てができるせいではないだろうか。
日々のこまごまとした生活習慣や人間関係のしつけを担う母親にとっては、一芸に秀でた非常識な天才よりも、円満で真っ当な生活人を育てることが目標になってしまう。
でも、その分、人間のスケールは「小さく」なってしまうのかもしれないなぁ。

ところで、我が子は天才かも?とひそかに思っている人には、その名もずばり『ひょっとしてうちの子って、天才?!』を。
具体的にはアメリカの学校システムに即した本ですが、日本で子育てをする方にとっても、我が子の才能の見きわめ方は参考になると思います。