産後うつと児童虐待 | 我流 BOSTONIANS ~行雲流水~

産後うつと児童虐待

今年になって

産後うつによる自殺のニュースや

多くの児童虐待のニュースが

マスコミを賑わしています


勿論、関係者の間では以前から

産後の母親と子供の健やかな健康のため

多くの関係者が日々頑張って

いろいろな試みを取り組んでいます


でも、関心をもっている専門家が圧倒的に少ない!


先日、仙台で学会がありました

我流 BOSTONIANS ~行雲流水~-周産期メンタルヘルス

第7回日本周産期メンタルヘルス研究会学術集会

プログラムはこちら→http://bit.ly/aVX5M5

これまで以上に、関心も高く

また、多くの現場で妊婦さんや出産後の

メンタルの問題は最近とても多く

参加者も例年の1.5倍でした!!


我流 BOSTONIANS ~行雲流水~-会場

ただ、関係者も勘違いしていて

マスコミも間違って報道していることに

産後うつ =(イコール) 児童虐待

これは、ちょっと違うんですね

産後うつの状態になると

お母さんは、本当に辛くて、どうしようもなくなり

子供も可愛がりたいのに、そう思えない

でも、虐待しようということはないんです

ただ、うっかり子供をベットから落としたり

なにかあると、すぐ、「虐待!」となって・・・・


本当に虐待を受けている、虐待している親子は

もっともっと複雑な背景があるんです


我流 BOSTONIANS ~行雲流水~-北村教授

ついこの間まで熊本大学の精神科教授で

この秋から東京にもどられ

北村メンタルヘルス研究所の所長さんとして

大きな飛躍と力で、ますますご活躍されている

北村先生


我流 BOSTONIANS ~行雲流水~-岡野Dr 我流 BOSTONIANS ~行雲流水~-新井さん

研究会代表の三重大の岡野先生も

北里の助産師で大活躍の新井先生も

皆さん、本当に精力的に仕事をされてました音譜