アメリカでは、出生後4日目の検診を小児科へ受けに行くことが義務づけられている。
産後2日目で退院させられ、4日目にはふにゃふにゃの赤ちゃんを連れて外出をしなければならないなんて、どこまでもスパルタな国である。
というか、せめてその検診を入院中に受けさせてもらえないのだろうか…。
何のための総合病院なのだ。とほほ。
この4日目検診はとても大事な検診なので、前もってどこの小児科で受けるか決めておかねばならない。
さらにはその小児科の電話番号が携帯に登録されていることの確認ができなければ、退院できないというのだ。
というわけで、どこの小児科にするか問題を夫と話し合っていた。
ちょうど私がいつも通っているオフィスの別フロアの内科で夫が会社指定の健康診断を受けていた兼ね合いもあり、子供の検診もそこのファミリードクターにお願いしようと考えていた。
その先生は日本語OKということもあり、もう9割ほど心は傾いていた。
しかし、前回記事のエコーの後でDrに小児科の相談をすると「日本語が通じるかどうかよりも、家からの近さの方が大事だよ!」とのこと。
というのも、4日目検診で体重が基準値を下回っていると、かなりの頻度で通わなければならなくなるらしい。
ここのオフィスビルは電車を乗り継ぎそこそこ遠い。
Uberや自家用車で来たこともあるが、朝の通勤渋滞に巻き込まれて1時間弱かかったこともあった。
新生児を何度も連れていくことを考えると、確かにDrの言う通り近さが最優先かもしれない。
夫とも相談し直して、最終的にはDrに教えてもらった最寄りの隣駅にあるハーバード大学系列の小児科に決めた。
そこのホームページの問い合わせフォームから、出産予定日と4日目検診を受けたい旨を書いて送信。
別の日にあらためて夫が電話でアポイントメントをとってくれて、プレ予約完了。
出産したらもう一度電話して日程を決めるという段取りとなった。
同じ小児科で、人によっては事前面談を課せられたという話も聞いたが、私たちは前もってこの電話以外に直接足を運ぶことはなかった。
小児科の先生も何人かいるようだったから、その先生ごとの方針が違うのかも?
忘れないうちに電話番号を登録し、これにて無事に小児科の準備が整いました(^^)