沖縄から大阪に戻って、再びクリニックを訪れると医師から「やっぱり1人はダメだったね。心拍が無いよ」と言われました。

 

 

…やはり飛行機が良くなかったのか。

 

 

心当たりがあるだけに、軽率な行動を悔みましたが、仕方がありません。

 

 

もう1人の胎児は、心拍が確認できてほっとしました。

 

 

ただ、飛行機かホテルの乾燥が原因で始まった咳がかなりひどくなり、少し気になっていました。

 

 

その後も、悪阻を隠して、普通に夜勤や泊まり勤務をこなしていました。

 

 

「悪阻がひどくて…」と早退する後輩の姿を見て、「みんなにカミングアウトできる若さはいいな」と多少は煩わしく思いつつも、仕事をカバーしたりしていました。

 

 

服装は、冬で厚着をしても気づかれない時期だったため、こっそりと平底の靴に替え、ウエストを締め付けないスーツにしました。

 

 

流産手術はしないとのことだったため、喘息のように日に日にひどくなる咳を気にしつつも、普通に日々を送りました。