最近しばらくご無沙汰の浅草だが、神谷バーには、浅草に行っても入らないで帰る事が増えた。理由は混んでる時だったり、飲めないカミサンと一緒だったりだからだ。神谷バーは、やはり一人で入るのが良い。一人なら相席でも「ヨロシク!」といって座らせてもらって、相手次第では話が盛り上がる。一度などは、仲良くなったおじさんと「もう一軒!」とホッピー横丁まで行ったのは良いが、グダグダになったおじさんを駅まで送ったのだが、気になって一緒に東武電車で草加近くまで送ってしまって、帰りがきつかった。(笑)何せ全く違う方向だし、乗ったことのない電車だし、2時間くらいかけて家に帰る羽目になった。
神谷バーと言えば「デンキブラン」
何故この名前が付いたかと言えば、ブランはブランデーがベースだからで、当時ハイカラなものが「電気」だったので、この名前がついいたと言う。要するに明治時代に出来たカクテルで、ブランデーの他にジンやキュラソー、ワインに薬草などが入っていて、その配合は秘伝だと言う。専用のグラスに注いで持ってくるが、一緒に飲むのが生ビールで、これをチェイサーに飲むのが通。生ビールは浅草の隅田川向かいの黄金のウ○コで有名なサッポロビール。あれはウ○コではなく、ビールの泡を表したモニュメントだ。
デンキブランは公称アルコール度45度と強い。ビールと交互に飲んでいく。料理はつまみから食事まで、昭和を思わせるものがあるが、特別安いわけでもない。最初はチケットを買って入るが、追加は店員さんが回ってきてくれるので、お金を渡して注文する。まぁ2杯ぐらいでやめておいたほうが良いかな。
一度は地元武蔵野の住人と偶然相席になった。それも我が家から本当に近いところに住んでいる人なのだが、全く逢った事の無い人で、その後何処かですれ違っているかも知れないが、全くどんな人だったか覚えていない。常連の1人の飲みが多く、それも浅草の地元ではなく、電車で来る人が多い。浅草1丁目1番地。最近は外国人客も多く、雰囲気が少し変わったのでは。来週にでも行ってみようかな。