さすらい酒備忘録 Vol.1 にごり酒は鬼門 | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。

 

昔からお酒は好きだったが、1升瓶を空にしたとか、ウィスキーのボトルを一晩で空けたとか、そんな武勇伝はない。それでも強いお酒が好きで、ウオッカとかテキーラとかアブサンとか、何でも飲む。紹興酒も焼酎も泡盛も飲むし、最近は日本酒を飲むことが多い。冷やでも飲むが、暑い夏でも熱燗を飲む。その場の料理に合わせて、又気分によって飲むものが変わる。最近復活してよく飲まれるの様になったハイボールも大好きだし、酎ハイも飲む。一番苦手はビールだと自分で言うのだが、ビールも飲まない訳ではない。何でも有りな訳だ。そんなのん兵衛がさすらいである。

 

苦い経験があるのはドブロク。にごり酒という奴で、これで若い頃耐え難い経験をしている。

当時映画会社の三船プロのペイペイの助監督をしていて、大好きな工藤栄一監督に誘われて、仕事の後仲間たちと成城にあるお店で飲んだ。にごり酒など飲んだ事のない20代前半の頃で、監督に進められて飲んだのがにごり酒。いやぁ~甘くて飲み易くて、どれほど飲んだか判らないが、店を出て小田急線で明大前。そこで同僚たちと別れて井之頭線で吉祥寺に向かったのだが、一人になった途端に酔いが回った。何処かで吐いたかも知れないのだが、一駅ごとに電車を降り、最後に覚えているのが三鷹台で、そこから我が家までどうやって帰ったか全く覚えていない。一生の不覚で、この時だけは全く覚えていない。その後記憶をなくした事は一度もない。

 

にごり酒だけは、数十年経ってもその記憶があって、心して飲むようになった。にごり酒、今でも好きで飲んではいますが(笑)