つくばい | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。



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5月
先月の末から連休に入り、出掛ける事もなく我が家の庭の手入れ。とは言うものの、ほったらかしで冬から春を迎え、梅が咲き、ボケの花が咲き、藤が咲き、今はシャクナゲが綺麗に咲いているが、それと同時に草が伸び放題だし、特にドクダミが庭を覆い尽くす。
花梨の木は昨年思いきり切って、二階まで届いていた枝を短く切り落としたが、それも又二階まで届きそうなほど伸びている。
庭とは言えない家の周りの裏庭も、1年に一回ぐらいしあ見る事はないが、ひどいことになっている。思い切って外に出て手入れを始めると、カミサンも出てきて草むしり。
枝を切り、普段いかない裏庭は、除草剤をたっぷりと撒く。

庭に中央にあるツクバイも見る影もない。久しぶりに水を流してみるが、それも母屋近くにある散水栓は土に埋もれている状態。ツクバイの周りの草や枯葉を取り除いて水を流す。ツクバイの中は古い雨水がたまり、中には枯葉などがどっさり。よく見ると仕事場でも見かける大きな種のようなものがたくさん入っている。狸などの獣の糞に良く含まれているから、何かの獣の糞をする場所になっていたのか?流石に手を突っ込む事も出来ず大量の水を流しながらシャベルで掬い上げる。
ツクバイへ流す筒も、元々は竹で囲んであったが、それもすでに朽ちてない。
少々さびしい塩ビ管から水が流れる。それでもツクバイの復活。

「お父さん喜んでるよ。やすのりが庭の手入れをしてるって。」
カミサンの一言が、面倒な仕事でも報いられる言葉となった。
植物好きで、たくさんの高山植物を植えて、我が家には数百種の植物があると喜んでいた母。常に綺麗にしていたい父。父の草むしりに湯気が出るほど怒っていた母と、草むしりに精を出す父との攻防が、昨日の事のように蘇ってきた。父が亡くなり母が亡くなり10年が経った。