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「今週もあと二日、頑張ろう」と家を出た。
昨晩一昨晩と眠りが浅く、調子の悪さを物語っている。遡る事、先週の金曜日に、帰り時間に胸の周りが苦しくて、四苦八苦しながら家までたどり着いた。週末は外に出ることもなく、なるべく寝床に入っている生活を送り、月火水と、なんとか仕事を務めて、今週はなんとかなりそうと思ったのだが、家を出て100ｍも行かずに、胸苦しさで家に戻ることにした。休みとなると迷惑をかけるが、ここは目をつぶって自分の身体のことだけを考えることにする。
体の異変は、自分が良くわかっている。掛かり付けの主治医のところでは、完全な病名は判らないにしても、大きな総合病院では、紹介状がないと受け付けてくれないから、まずは主治医に判断を仰ぐことにする。
子供の頃から世話になっているから、我が家は三代に渡っての付き合い。主治医の先生にしても三代に渡っているから、もうある意味家族的な付き合い。
ちょっと怖い女先生だが、診たては確かだから、安心して任せられる。
症状を告げて待つこと１時間。
診察の前に心電図を取るが、取りたてて異常はなく正常だという。雑談を交えながら症状を詳しく伝える。血圧を図る。「何回か肩をぐるぐる回しなさい」言われるままに肩を回す。具合が悪くなってから、肩から背中、続いて首から頭とコリが酷い。
135－70 思ったほど血圧は高くない。まぁ私の歳なら完璧な血圧だろう。問診から「狭心症の可能性があるから、直ぐに日赤に行きなさい」
私の住む武蔵境には、昭和２３年に出来た武蔵野赤十字病院がある。ちょうど私と同じ年代を過ごした病院で、父も母も妹も私と家族全員入院をしたことのある病院。
胸の苦しみもあるので、大丈夫と思うが・・・と胸部レントゲンを撮る。
昔の自然気胸の手術の痕はあるものの、別段肺には異常がない。
「あまり胸が苦しいなら、薬を出すから使って」とニトロを処方してくれる。
明日紹介状とレントゲン写真を持って日赤に向かう事になった。
狭心症かぁ～
まだ判らないが、きっとそうだろう。
今日無理して仕事に行っていたら、また週をまたいで面倒なことになる。明日は運良く９時の予約が取れた。結果がすぐわかるかは定かではないが、早く完治せねば。
皆様にはご心配をおかけしますが、あすの結果もご報告しますので、見守っていてください。