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久しぶりの東京散歩。
６月の東京案内を控えての予行演習を兼ねてのもので、浜松町から日の出桟橋、そこから船で隅田川を上って浅草へ。浅草から電車で東京スカイツリーを目指す。
スカイツリーの予約と乗り場を確認して、写真を撮りながら歩いて浅草に戻る。
朝から何も食べていないので、なんのためらいもなく神谷バーに入る。ソラマチと違い、珍しく空いている。デンキブランとチェイサーの生ビールを頼んで、これまた最近お気に入りのメンチカツを頼む。
銀座の三原でのメンチカツから、ここの所地元の定食屋で立て続けにメンチカツを食べ、出掛けた先でもメンチカツカレーと、体中メンチカツになっている。
向い合わせに座った先輩は、まもなく７５歳になられるという。
神谷バーでは、いろいろな出会いが過去にもあったが、今日はこの先輩と一緒にお話をする。
話が乗って、デンキブランを一杯が二杯と進み、先輩もおかわり。
「昔はデンキブラン三杯までだったんだよな」そんな話が続く。先輩は婦人靴の職人さんで、今はもう現役を退き、今日はスカイツリーに写真を撮りに来たとのこと。
年季の入った一眼レフはデジタルではなく、フィルムカメラ。私などと違って、フィルムだから４，５枚しか撮らなかったとのことだが、フィルムの時代は、今のように無駄な写真は撮らなかった。こうした事は心に留めておかなければならない。
先輩のお名前は田中さん。名刺交換して、「それじゃ、もう一件行こう」と神谷バーをあとにする。連れて行かれたお店はちょうどお休み。次の店も残念ながらお休みで、仕方なく入った店は最低。（笑）薄い煮込みに手もつけず「別の店に行こう」
ところが田中さん、もうヘロヘロで、足元もおぼつかない。
それでも六区から新仲見世を抜けて店を探すが、もう飲める状態ではない。田中さん、６時に集まりがあり飲み会が草加であるということで、時間調整だったのだが、これはもう送るしかない。
肩を抱えて電車に乗り草加まで。結構遠かった。こちらも空きっ腹で飲んでいるから
結構酔っていて、「ココでいいよ」と言われるけど、危なっかしい。
そして草加のホームまで送ってお別れ。心配だった。
さて帰るのだが、今度が私が寝てしまい、上野で降りるときには寝ていて、気がついたら銀座近く。銀座によってシネパトスの閉館跡を見るつもりだったが、もうこちらもイカン状態。ヘロヘロになりながら、やっと家に到着。バタンQ。
田中さん帰れたかな？
寝てる時に電話があって、田中さんからだった。
娘が私の代わりに話をして、無事に帰れたようだ。まずは安心。
少し疲れた一日だった。田中さんとは、また会うことがあるだろうか？