昨日は朝から背中がつって痛い一日でした
ファーストサインの振替レッスンでしたが痛くておばあちゃんみたいな格好になっていたカモ
痛みがあるときに温めるか、冷やすか迷うところではあるけれど、
急性の炎症には冷罨法、慢性の炎症には温罨法が基本です。
炎症がひどい時には冷やして炎症を鎮める
急性期が過ぎれば温めて血流を促して組織の痛みを回復させる
基本はそうなのですが、その時に心地がいい方を選べばいいと思います。
身体が求めているものが正しかったりしますから。
あっためてほしい?ひやしてほしい?って身体に訊いてみてください。
昔は痛い時によくお世話になった消炎鎮痛剤
今は一切使っていませんが。
消炎鎮痛剤の多くはプロスタグランジンの生成を阻害する作用があります。
プロスタグランジン???
炎症がおこるとプロスタグランジンという物質が生成されます。
プロスタグランジンは発痛物質と言われていて生成されればされるほど痛みが増します。
えっ、悪い奴?なんて思わないでくださいね。
その反面、プロスタグランジンは末梢の血流を促して傷んだ組織を修復する働きがあります。
消炎鎮痛剤はプロスタグランジンの生成を阻害して、とりあえずその場の痛みを緩和しますが、血流を悪くするので組織の修復を遅らせます。
必要だからプロスタグランジンが出るんですよね。
筋肉を傷めたとき、それ以上無理しないように痛みで知らせ(痛くないと無理しますものね)、筋肉を回復させるために血行を促すためにプロスタグランジンは働きます。
月経時に子宮の収縮が悪い人は収縮を補うためにプロスタグランジンが生成されます(子宮を収縮させる作用があります)。
痛くて我慢できないわっていうときにスポット的に使うのはありかもしれませんが、ずるずると使い続けるものではありませんね。
飲んでも薬が効いている間は楽になりますが、薬の効果が切れるとまた痛みがやってきます。
それでまた薬を飲む の繰り返し。
飲んだからよくなるっていうものではないんですよねぇ。
子どもを生んでから、薬に頼り切るのではなくて、自己治癒力を高めるケアをしていきたいなと思うようになりました。
生理痛は冷えをとるだけでずいぶん違いますよ。
冷え性に悩む女性は多いですが、冷えは不妊症の原因にもなりますよ~。
冬場は具だくさん根菜スープなんて冷え対策にいいんでないかな?
まずはお腹から温める。
オシャレも大事だけど冷えないように着るものも考える。
お腹周りや足首は特に冷やさないようにね
あれれ?背中がつった話が冷えの話になってしまいました
妊娠・出産・授乳中って子どもへの影響が気になって薬について考えるいい機会だと思います。
楽になるから、痛いからとりあえずって安易に薬に頼ってませんか?
自分の治る力・治す機会を奪っていませんか?
薬がダメと言いたいのではありません。
もちろん薬による治療が必要な場合はあります。
それはかかりつけ医の指示に従ってください。
薬さえ飲めば大丈夫だからと考えてほしくないのです。
痛みがあるならその原因がどこにあるか考える。
腰痛がある人は、普段の姿勢や動作が腰に負担をかけていないか振り返ってみる。
血圧が高い人は内服治療と並行して食事や運動で改善できそうな部分がないか見直してみる。
眠れなくて睡眠剤を飲んでいる人は眠れない理由は何か思い起こしてみる。
生活習慣を改善することで薬がいらなくなることだってあるんですよ。
それが自分で自分を健康にするってことなのかな?
11月下旬からベビーマッサージおうち教室再開しますよん