皆さん、こんにちは。休めてますか?
このブログではうつ病歴3年の私が「休む」ということをテーマに記事を書いていきます。
前回は、私が「休む」ときにどのようにしているかを説明しました。今回は私がなぜそのような方法を思いついたのかをお話ししようと思います。
私が20代の頃、サラリーマンとしてバリバリ仕事をしていた時代にさかのぼります。当時は毎日終電で帰り、金曜日の夜には会社に泊まって、土曜日に朝帰りするというありさまでした。休日も資格の勉強に追われ、プライベートな時間はほとんどとれなかったと記憶しています。結果として私は適応障害となり(うつを発症したのはもっと後の話)、会社を休職⇒退職してしまいました。休職する直前は頭がボーッとし、寝ることだけが安らぎというような追い詰められた状態でした。仕事のことで頭がいっぱいでした。
ある日の休日、家で資格の勉強をしていたのですが集中できず、思い切って気晴らしにとなり町のカフェに行くことにしました。カフェの店内はゆったりとしたJAZZや、ボサノバのBGMが流れていました。私はカウンターでコーヒーを買うと、窓際の席に座りました。そしてボーッと外の景色を眺めながらコーヒーを飲み始めました。その時、なんとも言えないリラックスした気分で幸せを感じたのを今でも覚えています。コーヒー1杯で1時間ほど過ごしていました。時間が許せば2時間でも3時間でもそこに居たでしょう。頭の中が限界の状態でも、余計なことを考えずに幸せさえ感じたことは私にとって大きな発見でした。もうお分かりかもしれませんが、前回紹介した「休む」方法は、この時の体験をもとに考えたものなのです。
次回は、どうすると脳が疲れるのか、実体験をまとめてみたいと思います。
今日の一曲
アーティスト:Jim Hall & Ron Carter
アルバム:Alone Together(Live)
曲名:Autumn Leaves
このブログに関するお断り:
現在、うつ病治療中のため更新は不定期となります。また病状により誤字脱字が多くなることがあり、ご覧の皆様にはご不便をおかけしますが、ご了承くださいませ。