今回は戦術面について、この1年を振り返ることにしよう。

                                                                                

まだまだ未熟な競技型フットサルチーム 「エスペランサ」

                                                                                

試行錯誤しながら、少しでも強くなれるように日々努力しています。

                                                                                   

この1年間は、なかなか自分達の試合運びが出来ず、相手のフットサルに対応しながらチャンスをものにして競り勝つって感じの試合が多かったと反省しています。

                                                                               

じゃあ、エスペランサのフットサルスタイルっていったい何?ってことですよね。

                                                                               

んーーーいったい何だろう?

んーーー何かな・・・・

んーーーやっぱり頭に浮かんでくるのは・・・ 「しつこいディフェンス」?

これだけ?

これだけだから相手に合わせるようになるんじゃないかな????

                                                                             

とりあえず、1年間を3つの時期に分けつつ振り返るとしよう。

                                                                                  

3月~6月

【攻撃】

この時期の練習内容が、個人スキルを向上させるための基本的な練習メニューがほとんどだったので、攻撃については個人技や個人の判断に全てまかせていたと思う。

【ディフェンス】

ディフェンスについては、マンマークをベースに、ハーフウェイラインにプレスラインを設定していた。リスクを減らしつつ、フリーな選手を作らない・個人で負けないことがチームの中での目標だった。

                                                                                

7月~10月

【攻撃】

個人スキルの練習から少し抜け出し、シュートまでのパターン練習を取り入れるようになった。

あくまでも個人の判断が重要であることを確認しながら、3つのパターンをベースに動きの連動性を目指す。

【ディフェンス】

九州リーグでの試合を中心に、「前に取りに行く!」ことに挑戦した。

1対1で抜かれる場面や、マークがズレる場面が以前よりも目立って出てきてしまった。

                                                                                 

11月~2月

【練習】

全日本選手権という大きな負けられない大会を近くにして、試合の場面を想定した練習に切り替える。

数的有利、不利な状況の練習がほとんどを占めた。

攻撃や守備の確認事項やセットプレーなどにも時間を使った。

【攻撃】

7月から取り組んできたパターンが少しずつ試合で出てくるようになってきて、攻撃のバリエーションが増えたことで得点力がアップしてきた。

また、ヒロノリのゴリゴリピヴォが頭角を現してきたのも攻撃力アップに繋がった。

【ディフェンス】

大事なトーナメント戦などのため、一時的にフルプレスを諦めて、再びハーフウェイラインからのプレスに切り替えた。

                                                                              

こうやって見てみると、意外にも1年間の成果は「ディフェンス面」ではなく「攻撃面」に表れていたことに気付く。

11月くらいから、試合の中でのシュート数もかなり増え、個人でもコンビでもシュートまで行ける攻撃に変わってきた。  ・・・ような気がする・・・

来期については、個人スキルや判断力といったボールを保持している時の役割と共に、ボールを持っていない時の動きも注目して、さらに攻撃力の強化に努めよう。

                                                                               

攻撃面とは逆に、今ひとつ伸び悩んだのがディフェンス面だった。

冷静に考えてみると、フィジカル的に向上したことで守備力が上がったと勘違いしていただけだと思う。

組織的にはあまり向上していなかったんじゃないだろうか・・・

ディフェンスの基本である、「チャレンジandカバー」や「まずはインターセプト」といった意識が少し低かったかなと反省している。

攻撃には喜んで体力を使うけど、守備の時には手を抜いてしまうといった甘い考えも所々に見られた。

来期は、ぜひとも守備に決して手を抜かないチームになりたいと思う。

いつも言っているが、エスペランサは失点0を目指すチームであることをもう1度確認して意識を高めていきたい。

そして、できればフルプレスが組織的に出来るチームになれるように練習していきたい。

                                                                        

                                                                            

前回と合わせて、いろいろ整理することによって、来期にやるべきことがかなり明白に見えてきた。

とは言っても、1度に全てのことを求めても手に入りそうにないので、計画を立てて1つ1つレベルアップしていきたい。

                                                                            

とは言っても、結局は我々コーチ陣よりも選手達の意識次第なのだが・・・

                                                                                  

どんな  「オフ」 を過ごしているのかとても心配なのだが・・・・・

                                                                             

裏切った奴には容赦しません!!        カミナリ・大地震・天罰注意報です!!