県リーグを苦しみながらも優勝で終え、今年度の公式戦を全て終了したエスペランサは、約1ヶ月のオフとなった。
とは言っても、もうすでに来年度の戦いがスタートしていると思って欲しいのだが・・・
プロのスポーツ選手などはオフの間、1年間の反省点を克服するために自主トレに励み、来年度の準備をしていくのだが、エスペランサの選手たちは、「オフ」 なんて言葉を使うと「休んでいい、楽しんでいい期間」と勘違いして遊びまくり、ドーーーーンと体力を落としてしまいそうで心配だけど、
あえて個人の管理に任せてみようと思う。(これは試しています)
それぞれが、どんな「オフ」を過ごしてくるのか、ある意味楽しみだ。
チームを指揮する私の立場として、このオフにやるべきこと、
・この1年の活動をもう1度冷静に振り返って反省し、整理すること。
・フットサルの勉強に励み、自分の引き出しを1つでも2つでも増やすための努力をすること。
・来年度の目標をはっきりさせて、そのための計画を大まかに作っておくこと。
・新戦力の獲得!!
以上の4つのことに力を注ごう。
そこで、このブログ上ではまず、1年間の活動を振り返って反省点などを整理していこうと思う。
まずはフィジカル面について、
ざっと計算してみると、エスペランサはこの1年間で170日ほど練習したことになる。
365日の約半分だ。
2日に1日は練習していたということ。
そして、その170日の5分の4はフィジカル的に負荷の大きいとてもきつい練習だった。
まぁ一言で言えば、よく頑張ってくれたってことだ。
今年のフィジカルトレーニングは、心肺機能の向上が全てだった。
インターバル系のトレーニングをフィジカルトレーニングの中心に置き、心肺機能を高めて1試合通して走りまくれるスタミナを作ってきた。
その結果、疲れて走れなくなる選手はいなくなったし、少し長い時間出場させてもパフォーマンスを落とすことなく十分な仕事が出来るようになってきたと思う。
しかし(これは全国大会ネタの予定だったが)関東の強豪チームなどと比べると、動きの質が全く違うのだ。
動きのスピード、特に3m~5m程の短い距離を移動する速さ素早さには本当に驚かされた。
攻撃時の動きだし、ワンツー、フェイク、そして守備時のプレス、ターン、ポジショニングの修正など、
短い距離を移動するのにもトップスピードを感じた。
エスペランサとは筋力やスタミナの使い方に大きな違いがあると思った。
そこで、来年度は、無酸素の瞬発系トレーニングやボディーバランスを向上させる筋力トレーニングも取り入れてフィジカルメニューを考えていこうと思う。
3月中旬に練習を再開してから九州リーグの開幕まで約2ヶ月。
この2ヶ月のテーマを 「スピード」にして、
どんなプレイ、どんな動きに対しても速さを追求してみたいと思う。
またいつもながら、選手たちの苦しそうな顔が頭に浮かんで来るのだが、
エスペランサの飛躍のために心を鬼にするのは今年も来年も変わりがない!!
3月から始める、瞬発系・バランス系トレーニングについては、
またそのうちに紹介したいと思う。
とりあえず決意まで・・・
覚悟しとけよ!!